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BOOK review

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[392]「生きる力」の強い子を育てる 人生を切り拓く「たくましさ」を伸ばすために (人間性教育学シリーズ)

2012-08-17 (fri)|カテゴリー:コメント:0

いや,父親業とか,そういうことじゃなくてですね.

チクセント・ミハイの「フロー体験」の文脈で実践に近いところの本を

2,3買ってみたら含まれていたという感じです.

 

でも,内容的にあんまりフロー体験関係無かったきもします.

 

内容的には,総合学習,というか 良い意味での「ゆとり教育」の再興と,

知識詰め込みはやっぱりダメなんだというお話.

 

で,すっかり忘れてたんですが,

天外伺朗って,元SONYのAIBOの生みの親(経営的意味では)の土井利忠氏の

ペンネームですね.(こんなところで・・・・)

 

いわゆる,シュタイナー教育

の話とかを,交えながら,子供には親のルールを押し付けづに活き活きと知識を欲するまで

好きにさせた方がいい,というような路線の話をされています.

 

僕の最近のポジションからは逆方向なので,逆に新鮮に読みました.

 

教育っていうのは因果なもんで,現実の中で構成されたシステムに新たに生まれた知的生命体を

どう同化させるかってことなんよね.だから,僕としては,あまり,潜在的な知的欲求を信じすぎるのも

むずかしいかと.あと,そういう信仰は同時に親の無責任を助長するリスクが高まるので,

その点からも,実施が難しいように思う.

 

高度な教育者はこのようなものを,取り入れていけば良いと思うが.,,,

 

現在の教育現場は,当たり前の競争社会を学校内に投射することすらできてないので,

デューイ的な思想で,まだまだ,小さくてもやることはいろいろあると思うんだな.

 

個人的は,99%の改革は微調整に本質があるとおもうねん.

常にラディカルイノベーションを求めると,大体,破壊のエッセンスが強まりすぎる.

 

特に教育学者でも無いので,専門書ではなくコラムかエッセイ(?)とか,「そういう考え方もある」的に読む本.

[391]学校ブックトーク入門―元気な学校図書館のつくりかた

2012-08-17 (fri)|カテゴリー:コメント:0

事例豊富.

ブックトークのやりかたから,学校図書室司書の一年までが分かる本.

ブックトークのコアコンセプトはビブリオバトルより小さい.

その中で,よく本がいっぱいでてるもんだなー.

 

学校導入する際に,ブックトークとビブリオバトルじゃ,

見た目は似ているけど,かなり,フィロソフィに差があるような気がしますね.

 

ちなみに,ブックトークの事例は司書さん自体がやる事例が多かったけど,

ビブリオバトルの場合は,司書さんの仕事は,企画だけになりますね.

不確実性はより高い.

不確実性バンザイ.

 

 

my tweets

ブックトーク関連本を数冊読んでみた. ブックトークは教育視点,ビブリオバトルは遊び視点.そこが大きな差なのかな.

posted at 15:29:17

ブックトークには今ひとつゲーミフィケーション,やコミュニケーション場のメカニズムデザインの指向が入っていない(というか,無意識に避けられている?)ように感じた.参加者のインセンティブをどう刺激して活動へ導くかってこっちゃね.

posted at 15:30:39

これとか読んでみました. > 高桑 弥須子 の 学校ブックトーク入門―元気な学校図書館のつくりかた を Amazon でチェック! http://t.co/X9H4ldst via @

posted at 15:31:14

[390]はじめてのブックトーク (図書館ブックレット)

2012-08-17 (fri)|カテゴリー:コメント:0

ビブリオバトルの話をするときによく引き合いに出される

ブックトーク.

よくわからずにいたんですが,

図書館にいったら,上のような本があったので読んでみました.

ふむふむ.

 

学生向けなのか,司書さんのワザなのか,

ちょっと中途半端におもえるなあ.

 

学生がやるにはビブリオバトルより敷居たかそうだな.

とか,思いました.

 

まぁ,モチベーションはよく分かります.

[389]わくわくブックトーク (学校図書館入門シリーズ 17)

2012-08-17 (fri)|カテゴリー:コメント:0

ブックトークってなんぞがわかる

超うすい本.でした.

[388] 合議の知を求めて グループの意思決定

2012-05-11 (fri)|カテゴリー:コメント:1

 

集団意思決定.会議.

私たちの住む社会では「合議」がさまざまに行われます.

一口に会議といってもその中では

発言機会の奪い合いや,意思決定時のバイアス,など

いろんな現象が起きています.

 

こういうものの研究をかるく俯瞰するにはいい本かとおもいます.

残念ながら(?) 1997年の刊行物なので,情報技術を取り込んだ

最近のトレンドまではカバーできていませんが,分厚くもなく,読んでみるには

いい本だと思います.

 

もう少し,分厚くて,まとまった,最近の類書を読んでみたいところーではありますがー.

 

気に入った一節をツイートしました.

 

谷口忠大(たにちゅー+R)@tanichu谷口忠大(たにちゅー+R)

本を通じて人を知る。知識創造企業におけるビブリオバトルの狙いはコレ。http://yfrog.com/es349uokj

8:28 AM - 10 May 12 via twicca · Details

[387]〈時と場〉の変容―「サイバー都市」は存在するか?

2012-04-25 (wed)|カテゴリー:コメント:0

言葉がいろいろ難しく,あまり読みやすくは無かったですが,

風景や景観という ものを 対象にしています.

 

都市というメディアが何であるのか,

鉄道や自動車でどう 風景が変わったか,また,生まれてきたか,

インターネット,ヴァーチャルリアリティで さらにどうかわるか.

 

景色というものも,それを見る主体側の解釈システムで全く異なるものになる

そこで生まれてきたのが,風景であり景観である.

 

「サイバー都市」は実在するか? というサブタイトルが良いのかどうかは微妙.

# 答えはNOとおっしゃっています.

タイトルも,サブタイトルも本書の一章づつからとられている.

 

ユクスキュルへの言及もあり,世界を記号的に見ている私達の 風景や景観というものへの

視線が artificial であることを,認識する上では良い本ではないかと思います.

 

ただ,同じ内容の事は,もう少し,読みやすく,平易な言葉でかけたのでは無いかと思う・・・・.

[386]人工生命入門―ライフゲームから人工細菌まで 夢の最先端分野がわかる!

2012-04-22 (sun)|カテゴリー:コメント:0

 

まったく,本書の紹介ではないのだが,↓の

人工生命の世界 という本は 修士課程の時に読んで,とてもいい印象があった.

しかし,絶版のようで残念な限り.

 

2010年台に入り,人工生命は,決してトレンディな研究テーマではなくなってしまったようにも思う.

進化計算は多点探索の最適化計算に矮小化されてしまった節があるし,

学習する仕組みとしては,ベイズ理論からの確率モデルベースの手法に先を越されている感がある.

 

しかしながら,人工生命に関わる 研究は汲み取られきったわけではなく,終止符が打たれる事無く,

トレンドが風化してきてしまったように思う.

 

その意味もこめて,人工生命の「味わい」や「ソウル」を20代前半で学ぶのはいいことだともうのだ.

 

で,そんなのに丁度いい本っていうのが,あまり見当たらない

 

そんなこんなで本書を買ってみたのだが, 表面をさらっと撫でる感じで,

あまり,特有の事が書かれていないのは残念だった.

 

人工生命本があまりないなかでは,それなりの価値を持っているともいえるかもしれない.

 

 

実際には,そのソウルにふれるには国内出版の本では「人工生命」をキーワードに探すより

「複雑系」をキーワードに探したほうが妥当っぽいです.

 

ちなみに,上の「人工生命の世界」 amazon で中古 1円 ででていたので,

ぽちっておきました.

[385] Yes, andで すべてはうまくいく!

2012-04-21 (sat)|カテゴリー:コメント:0

Yes, and は インプロ手法の一つで

相手のいったことを

かならず

「いいね!(yes)」

で受けて

「さらに,~したらもっといいね.(and)」

と続ける コミュニケーション技法

 

昨年度の卒論生のS君が 知識創造企業から,まわりまわって,yes and にたどり着いたということもあり

置き土産 をちょっと読んでみた.

 

本書自体は,まぁ,非常にライトな自己啓発本なんで

さくっとよめて

「ああ,明日から僕もがんばろう」

って思える感じなんだけど.

 

Yes, and

が持つ力を,

「なぜ,なぜ,これがうまくいくんだ?」

という,人間の心理の構造について考えさせられてしまったりする,わけでした.

 

Yes, and…

 

はコンパクトなキラーアイテムですよ.

 

 

いいねっ!!

[384] ミクロ経済学1 市場の失敗と政府の失敗への対策

2012-04-21 (sat)|カテゴリー:コメント:0

 

ミクロ経済学の教科書であるが,内容がとても「縦書き的」で,数式が無いのが

逆にわかりにくい気もしました.

 

しかし,日本の様々な経済政策を具体的に例に挙げながら,わかりやすく,実践的に身近なものとして

経済理論を説こうとするスタンスは非常によかったです.

 

世の中で,普通の価値観,正義感,公平感で論じられることの中にどれだけ

十分考えられていないが故の経済学的不合理があるかが,身にしみれば良いなと思います.

 

サブタイトルの 市場の失敗と政府の失敗への対策 というのは,実に的を射た,サブタイトルだと思います.

 

現代社会の我々は,寧ろ 政府の失敗 にこそ向き合わないといけないという

残念な状況に立っている気がします.

 

その割に,世論的には 政府より さらに市場を信頼していないように思う.

なぜなんでしょうね.

 

たにちゅー・谷口忠大・tanichuたにちゅー・谷口忠大・tanichu@tanichu

八田先生の ミクロ経済学1 ざっと読み終わりました. 果敢にも日本の政治と産業界の癒着の話しなどにも斬りこみながら,効率化政策のことについて,具体例を挙げながら論じていて,読本として,味わい深いものでした.ただ,数式を使わないように配慮されすぎていて,教科書には向かないかと.

2012年4月21日 - 21:07TweetDeckから· このツイートをサイトに埋め込む

[383]絶望の国の幸福な若者たち

2012-04-16 (mon)|カテゴリー:コメント:0

世では売れているそうなのですが,

学術的な本としては,あまり,深いところを切り取ったようには思えなかった.

著者が頭がいいのはわかるし,26歳でここまで,広範に押さえられるのも凄いと思う.

 

また,従来とは異なる切り口で「若者論」を展開するのも面白い.

多分,若者が若者論を切れ味よく展開する.

そういうところがウケているのだろう.

 

読者層の年齢は多分 著者より高い.

 

しかし,本書を読んで だから,どのような,未来を?認識の持ち方を?

というと,指針が見えない.

 

社会学というフィールドは それでいいのかもしれないが,(たぶん良くないが)

どうだろう.

 

本書の中でフェミニストの上野千鶴子氏の名前に言及する事があったが,

上野千鶴子の著作を呼んだ際の感触にも近いものがあった.

 

特に批判するわけではないが,感銘を受けたわけでもない.

 

大々的にもてはやされているので,受けての僕が

ちょっとバイアスを受けているところもあるが,類書と同様の感覚で

読めば良い一冊だろう.

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