367「心のありか」
2011-05-05 (thu)|カテゴリー:|
心はどこにあるのか?
広範な問いとなると思うが
本書は 因果性 を問題にしつつ
「物理主義を乗り越えよう」とする.
物理主義とは 換言すれば 心は物理的な事象からできている
という話である.
どうも,筆者の出発点は心に対する素朴な実在感にあるきがする.
多分,哲学的なアプローチとして一つのアプローチなのだと思うが
こころというものを捉える時のアプローチを自分なりに尖らせてきた
自分としては,領域が変われば,ずいぶん論点が異なるものだなぁ
とおもわされたのです.
そして,この論争の先に何があるのかもよくわからない・・・.
一度,議論してみたい...