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292 Google英文ライティング:英語がどんどん書けるようになる本

2010-05-01 (sat)|カテゴリー:

Google 英文ライティング: 英語がどんどん書けるようになる本
遠田和子
講談社インターナショナル
売り上げランキング: 380
おすすめ度の平均: 4.0
3 検索で効果的な*(アスタリスク)の使い方
5 少ない知識でたくさんのことができる検索ノウハウ本!!
4 検索の仕方なんて知っているという方に
4 登場人物の設定に共感
4 初心者向き

 

 

 

WEB上は言語情報が満ちあふれている.

現代の自然言語処理の隆盛は,WEB上の大量の文字コンテンツに負うところが

大きい.

 

しかし,この「情報」は機械学習屋さんだけのためのものだろうか?

n-gram統計情報として扱って,そこから言語知識を得ることはできるが,

もっと,個別事例単位でも,価値はあるはずだ.

 

と,,,,いう文脈では,書かれていないが,要はそういうこと.

 

普通に英語を書くときに,巨大な「用例データベース」として,WEBの情報を使いましょうということ.

 

正直書いてあるネタは二ネタ.

 

その1

“How to write English ”

のようにダブルクォーテーションで括れば,その記述したフレーズズバリが

どれだけあるかがわかる.

これの検索結果がどれだけあるかで,その用法がどれほどスタンダードなものなのか

わかるということだ.

 

その2

“How to * English”

のようにアスタリスクをはさめば,これが任意語として認識され,

How to ほにゃらら English

のほにゃららに入るいろんな用語をあててくれるのだ.

 

正直,書いてあるGoogleテクニックはこの二つ.

たしかに,この二つでも使いこなせば,いろいろアル!

 

で,後半になると,ネタが尽きたのか,結構ふつうの

英文ライティング本になってくる・・・

 

「三単現のsに気を付けよう!」

 

みたいな・・・

 

個人的には

「簡単なtyposは word にコピペしてチェック!」

みたいな PC上の英文ライティングノウハウも取り込んで欲しかったナー

 

まぁ,類書が少なく思うので,面白いと思うが,

もう少し,内容をリッチにして欲しかったと思う一冊でした~

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