[361]ホウレンソウはいらない!―ガラパゴス上司にならないための10の法則
報連相(ホウレンソウ)が苦手なのに,学生に報連相をもとめて,怒ったことを
ちょっと気にしている谷口です.
読後感想は
読んだあとに著者が レバレッジシリーズの本田さんだと気づき,
ああ,金持ちに印税を貢いでしまった,と,公開しました(笑).
もとい,
How to 系 ビジネス書の中では,なかなか,時流をつかんだ問題セッティんグだと
思いました.
ガラパゴス上司 という 無茶な新ワードを設定しているのだが,
これがなかなか,的を射ている.
肉食系50代と草食系20代に挟まれた世代としての今の30~40代を規定し,
その全く異なる文化の間をどうマネジメントするかという,論点を作っている.
確かに,いま,研究室マネジメントにおいても,学生の「前提」が変わっている.
その外部環境変化に対して,学生個人の問題に転化して,叱っても仕方ないわけだが
どうしても,個々人の成長を と思ってしまうとやってしまう,という傾向にハマりぎみだった.
本書にはガラパゴス上司(ネガティブな意味)のチェックリストがついていたりするが
大体半分から3割ぐらい当てはまっていて反省した次第である.
対策はというと,ルーチン作業を減らすみたいな話になってくるわけで,
なにやら,クラウドツールが現れてくる.
これは,クエステトラのBPM Suites によく似ているなー.
という感じがしたので,
クエステトラのBPM Suites の試用版に申し込もうとういことですね!!!
もとい,僕の組織にはこういう定型処理があまりないので,
また,違うやりくちが必要になるのかもしれないけど,
なんとなく,参考になった一冊でした.