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BOOK review

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[372]フロー体験入門 -楽しみと創造の心理学

2012-03-27  (tue)|カテゴリー:コメント:0

 

けっこう良かった.

ゲーミフィケーションの流れから

[368] 幸せな未来は「ゲーム」が創る ~REALITY IS BROKEN~

の引用を辿り,読んでみた.

 

フローというのが,ゲームが人を引き付けるポイントの一つになっているという話から

フローの研究に興味を持った.

 

人は 金銭インセンティブだけでは動かない.

非営利組織のマネジメントにおいても それは明確で,

では,どのように組織の中でのゲームをデザインすべきなのか?

 

本研究の面白いところは,その「楽しみ」への視点の詳細さであろう.

 

単純に 「インセンティブを与える」とは言っても,その中には色々な構成要素がある.

そのデザインに視野が広がる気がする.

 

フローとは,いわゆる「夢中になるひととき」である.

チクセントミハイによれば,フローと幸せ感は同じではない.

 

人は,食事中に幸せ感が有意に増すが,フローは感じない.

私達は幸せであれば十分ではない.フローが必要なのだ.やりがいが必要なのだ.

 

これは,自分の経験にてらしてもとてもよく分かるし,

僕が「人生の目的は幸せになること」という言葉に反感を感じる理由とも繋がった.

 

チクセントミハイはもう少し読んでみてもいいかもしれない.

フローとは何かを知るには,入門書としてよいかなと思う.

# 前著が難しいとのことで書かれた本らしい.

[371]ロボット演劇

2012-03-18 (sun)|カテゴリー:コメント:0

ほぼムックなかんじ.

 

なんだか,最近,大阪大学のロボティクス演劇祭や,ロボットシティの研究会などで

ロボットと演劇についてお話する機会をいただいたりしたので,

ちょっと読んでみた.

 

なんとも,石黒節なところはあるのですが,

ちょっと,おもしろいところもあるなぁ とおもいました.

現在やっておられるのは多くが遠隔操作での演劇なのですが,

自律を前提にしてやれば,結構面白い気がする.

 

コミュニケーションとは西垣曰く階層的自律コミュニケーションシステムの中で行われる

ある種の擬装であるわけで,

ロボットを使った多くの実験も,大いに演劇的であるわけです.

 

映画のパンフレット的な気分でどうぞ.

[370]ゲームストーミング ―会議、チーム、プロジェクトを成功へと導く87のゲーム

2012-03-18 (sun)|カテゴリー:コメント:0

「ゲーム」ということで,ゲーミフィケーションや,僕らの言う「コミュニケーション場のメカニズムデザイン」的なものを

想像したが,むしろ,会議のファシリテーション技法を網羅的(?)に集めたもの.

 

参考資料として非常に役に立ちそう.

 

ここに載っているテクニックすべてを縦横無尽に使えたら,

とても,組織改革できそうである.

[369] 決算書がおもしろいおどわかる本

2012-02-16 (thu)|カテゴリー:コメント:0


まあ,同様の本は多いんですが,

手元にあったので サラッと読んだ.

 

モチベーションは就活中の学生に読ませること.

 

意外と経営分析の入り口まで書いてあって,よかった.

自分自身は既に知っている事が9割だったので

わかりやすいか どうかの判別はつかなかったが,

図解もあって良いのではないかと思いまする.

 

Kさんの机のうえにポンとおいておきます.ww

[368] 幸せな未来は「ゲーム」が創る ~REALITY IS BROKEN~

2012-02-16 (thu)|カテゴリー:コメント:0


現代社会における ゲームの影響力 は増しています.

それがソーシャル化するなかで,またその影響の仕方が変化しているように思う.

ジェイン・マクゴニガルは代替現実ゲーム(ARG)研究者.

ゲームが世の中を変えだしている実例と,ポジティブな利用法について書いている.

# ぼくよりたった一才上か~.

内容は読んでいただくとして(一読の価値はあり)

 

位置づけ的には ウィキノミクスの次にくる本だと思う.

Web2.0 以降,ソフトウェアの位置づけのレイヤーは上がった.

OSの上に,ブラウザのレイヤーがのっかり,その上に,ソーシャルネットワークのレイヤーが引かれた.

本書が関連するゲーミフィケーションのレイヤーはその一つ上のデザインに関わるものではないか

とおもう.

 

オープンコラボレーションが可能な時代であるが,そのオープンコラボレーションをどう設計するかは

ソフトウェアデザインと言うよりかは,メタな活動の場のデザインである.

 

そういう意味で,本書は先駆的であるし,マイルストーン的とみなす読み方が出来る本だ.

 

筆者ほんとうにパワフルね.

[367] 日本語入力を支える技術

2012-02-16 (thu)|カテゴリー:コメント:0


話題になっていたので買ってみました.

なかなか無い,日本語入力技術にのみ特化して書かれた本.

この本だけで,日本語入力技術の全てが載っているわけではなく,

教科書という風ではありませんが,教科書的な雰囲気と読み物としての

間くらいの感覚で読めるので面白いです.

 

逆に現場に近い,息遣いが感じられていいかなぁと思います.

 

日本語入力は技術的には相当,大規模コーパスからの機械学習を使った方法に移行してきているわけですが,

やはり,その中で部分的に機械学習手法を紹介されるあたりが,読み手にとっては

むずかしく感じることなどあるかな?とは思いました.

 

しかし,まぁ,興味深い本で,データ構造とアルゴリズムを一通り勉強した学生など,読んでみて

難しさの中にチャレンジ感を見いだせればいいんじゃないかな?と思います.

 

影響されやすい僕は日本語入力つくりたくなりましたwww

[366] ワールド・カフェをやろう!

2012-02-16 (thu)|カテゴリー:コメント:0

 

ホールシステムアプローチで有名な

ファシリテーションテクニックのワールドカフェの本です.

読んで見ました.

 

ライトな感じで説明してあるので,他のヒューマンバリュー本よりかはいいかも.

京都まちづくり100人委員会も事例として載っていました.

 

あいかわらず,これらヒューマンバリュー関連の書籍は

これさえ読めば出来る って感じのcomplete な書き方ではないのですが,

まぁ,ざくっとわかるかな という感じです.

 

[365]ためらいもイエス

2012-02-01 (wed)|カテゴリー:コメント:0

なんぞやの時に買った小説.

30近づく働きざかりの仕事人間女性が主役の恋愛物語.

恋愛と言うよりかは,仕事と生活中心.

 

そこまで,没入する感じでもないんですが,

等身大の,同世代の恋物語に,なんとなく,

恋愛の気持ちを思い起こしたりしたのでした.

 

イイネ.

[364]資本主義と自由

2012-02-01 (wed)|カテゴリー:コメント:0

シカゴ学派 ミルトン・フリードマンの代表作.

小さな政府志向の代表格みたいなもんですが,

自由主義国家への指針がよくわかる.

 

いろいろラディカルに見える内容がおおいが,

・教育バウチャーの導入

・政府による独占保護の禁止

あたりについては,とてもよくわかった.

 

感じさせられたのは,やはり,自由主義経済というのは,一人ひとりが責任を持てる

オトナであることを,前提にしているのだな,ということであった.

責任能力の無い人間を単位としては,成り立たない.

 

そういう意味で大いなる信頼の上になりたつのだなあ.

 

社会主義も合理主義と結びつきやすいが,やはり,資本主義もどこか合理主義とつながるのだなと思ったりした.

ただ,トップダウンかボトムアップかが違って,それが大違いなんですが.

 

同じ自由主義の系譜には,遡るとアダム・スミス, そして オーストラリア学派 ハイエク などがあるわけですが,

個人的には,ハイエクに得た程の純粋な共感は 本書には感じなかった.

# もちろん賛同するところ大なんですが.

 

なんなんでしょうね.この差異は.しかしながら,その差異が重要にも感じるこのごろです.

[363] もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら

2012-02-01 (wed)|カテゴリー:コメント:0

twitter上でとても有名な 池田信夫先生のブログから生まれた漫画.

近い未来に日本でハイパーインフレが起きる.

そこで,改革を断行せざるをえなくなった,小泉進次郎が

フリードマンの資本主義と自由を指針に動く

という話だ

 

一読するには面白い.

 

でも,ちゃんとオチがつかないのが漫画としては ものたりないところ.

 

でも,来たるべき財政破綻をイメージするにはいい本かも.

 

でも,もしドラのごとくに フリードマンのエッセンスが ポップなドラマの中で

わかるわけではない.

 

そのあたり もしフリ という もしドラ の対応関係のような呼び方は適さないなー.

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