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BOOK review

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[422]ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉

2013-04-05 (fri)|カテゴリー:コメント:0

周囲から,いくつかの好評をきいて,読んでみました.

2025年という時をターゲットにして,

そのときに向けて私たちはどう働くべきか,

どう働き方をシフトすべきか ということ.

 

著者は

 

◆著者紹介
リンダ・グラットン(Lynda Gratton)
ロンドン・ビジネススクール教授。
経営組織論の世界的権威で、英タイムズ紙の選ぶ「世界のトップビジネス思想家15人」のひとり。
ファイナンシャルタイムズでは「今後10年で未来に最もインパクトを与えるビジネス理論家」と賞され、
英エコノミスト誌の「仕事の未来を予測する識者トップ200人」に名を連ねる。
組織におけるイノベーションを促進するスポッツムーブメントの創始者。
『HotSpots』『Glow』『Living Strategy』など7冊の著作は、計20ヶ国語以上に翻訳されている。
人事、組織活性化のエキスパートとして欧米、アジアのグローバル企業に対してアドバイスを行う。
現在、シンガポール政府のヒューマンキャピタルアドバイザリーボードメンバー。

 

とのこと.

2025年には私たちの時間はもっと細切れになり,エネルギー,環境はもっと悪くなる.

貧富の差はグローバルに広がる.イノベーションは中国,インドなどでおこる.

 

問題点は,多くの先行書でしてきされてきたことの,レビューにも近い.

本書の独自性があるといえば,それにたいして「ワーク(仕事の仕方)」というアウトプットの

提案までもっていっているところだろうか?

 

しかし,未来の変化の予測が比較的「短期」だとおもった.

そういういみでは,ビジネス書的なタイムスパンで書かれているような気もする.

 

また,予測が比較的「短期」であるので,ここで言われていることは,ほぼ,すべて現在備えるべきことに

つながる.

 

ちょっと,面白かったのは

・複数の専門性をもってそれらを更新し続ける

・セルフマーケティングする

・人の繋がりを大事にして,組織に依存しすぎず働く

みたいなことが,僕自身が 諸般の社会事情を鑑みながらとっている行動と一致する点が多かったこと.

 

まぁ,技術や社会の状況からいくと,「そうなるよね」という感じなのですが.

 

僕自身にとっては,新しく衝撃を受けたことは,あまりなかったけど,

「うんうん,そうだよね」とは思える本だったので,そういうタイプの本を読んでない人にとっては

衝撃を受けることもあるかもしれない.

 

キャリアを考える上で,学部生か大学院生くらいで読むといいかもしれない.

[421]大伝説の勇者の伝説〈1〉行く先未定の大逃亡 (富士見ファンタジア文庫)

2013-04-04 (thu)|カテゴリー:コメント:0

文体の学習に

ラノベを読んでみたシリーズ 第二弾.

 

これも,テレビアニメの方を,比較的最近,ひと通り鑑賞いたしまして,

バトルシーンがけっこうあったので,どんな表現なんかいのう,

と思って読んでみた.

 

表現はさすが富士見ファンタジア文庫というところなのか,

中高時代読んでいた

スレイヤーズを懐かしくも思い出させてくれました.

# まだ実家にはあるぞ!

 

本書

なによりも,会話文と脱線の連打で,

「ええええ?一巻で,こんだけしか進まないの???」

という点に驚きました.

 

なんか,コミックスを一巻読んだような感覚です,,,,

 

へー

[420]テレビコメンテーター - 「批判だけするエラい人」の正体 (中公新書ラクレ)

2013-04-04 (thu)|カテゴリー:コメント:0

橋下徹にこきおろされた中野氏が書いた

テレビコメンテーターってなんぞって本.

 

残念ながら☆一つ.

 

テレビコメンテーターってどんな仕事かってこと自体に興味がある人はよんだらいいかもしれない.

ただし,

橋下 氏への反論には一切なっていない.

 

うーん.

とりあえず,読んだってことは記録しておきます.

[419]桜が創った「日本」―ソメイヨシノ 起源への旅 (岩波新書)

2013-04-04 (thu)|カテゴリー:コメント:0

本書のコアは

「ソメイヨシノはクローンである.」

これにかぎるんじゃないかなぁ.

 

日本人のナショナリズムと,明治以降になって広がったソメイヨシノ.

その分かちがたい関係をおう.

 

まぁ,僕が,どうこういうよりも

この紹介は,ビブリオお兄さんの伝説のプレゼンを聞くほうがはやいです↓

 

[418]とある魔術の禁書目録(インデックス) (電撃文庫)

2013-04-04 (thu)|カテゴリー:コメント:1

アニメみたんですが,

ああいうバトルシーンとかを,どういう感じで,ラノベでは記述されているのかなー

などという事に興味を持ちまして

文章のお勉強までに古本屋でげっと.

 

ラノベってのは,なかなか,文化的教養(特にアニメ,他のラノベ的知識)を求めるのだなのう

 

一般的な文学作品にくらべると,情景描写が少ないので,

正直読みにくいなぁ,と感じたりもするのだが,

しかし,それは,それ.

 

俳句だって,「文字数少なくてわかりにくいなぁ」なんていうのはナンセンスだからね.

 

久しぶりにラノベよんだわ.

[417]ラポラポラ 森にすむ妖精

2013-01-12 (sat)|カテゴリー:コメント:0

絵本、というか写真本 ページをめくるごとに、可愛い動物の写真と文。 結局、ラポラポラはクラムボンっぽい存在かな。

可愛かったです.

[416]さみしさの周波数

2013-01-01  (tue)|カテゴリー:コメント:0

角川スニーカー文庫だからラノベといえば,ラノベなのだが,

ほとんど普通の小説ですね.

 

4本の短編が収録されている.

どれもなかなかに面白い.

 

ちょっと不思議のエッセンスを加えながら,

心の機微が描写されている.

 

一番メインなのは表紙の絵にもなっている

「未来予報」

なのだろう.

 

未来を予知できる友人があらわれ,主人公と女の子の未来を微妙な形で予知する.

それを信じるか,信じないか,それは微妙な話であり,

それにあわせるように,二人も微妙な関係が続く,

 

そののちに,結果,二人は・・・.

 

 

短編が苦手な僕にとっては,この一本を長編にしたものを

読むだけでもよかったかな,と思ったりする.

設定的にも面白い.

 

ちなみに,個人的には「フィルムの中の少女」も面白かった.

珍しく(?)ホラーエッセンスがあるのだが,

主人公の女の子に死んだ少女の霊がとりついている.

 

おもしろいのは,その主人公の一方的な会話文だけで,話が進んでいくところ.

他の描写は殆ど無いのに,それで,ちゃんと読めるあたりが雰囲気にもあってよかった.

 

そこまで激推しというわけではないが,楽しく読ませてもらえた本でした.

[415]勾留百二十日  特捜部長はなぜ逮捕されたか

2012-12-31 (mon)|カテゴリー:コメント:0

 

なぜか,兄が母に貸したものを,「あんたも読んでみ」と,回されて,とてもじゃないが

時間がなくてよめてなかったのを,まぁ,読まねば,と読んだ感じです.

 

例の厚生労働省の村木氏が無罪となった事件で

前田氏が証拠となるフロッピーディスクのデータを書き換えていた問題で

交流された大坪氏の獄中手記,を,もとに書かれた本である.

 

帯のウリが

「特捜部長はなぜ逮捕されたか」

であるが

そこについては,「よくわからない」

まぁ,検察の組織防衛のためだったと言うのが筋だが,

あくまで,大坪氏からの主観的な視点で,最後まで貫かれているので,

その正当性はよくわからない.

 

「衝撃の獄中手記」

と,あるが,本書は「衝撃の獄中手記」であり,それ以上でもそれ以下でもない.

勾留されると,どんなかんじになってしまうのかは,よくわかる.

 

ただ,それって特捜検察が勾留されなくても,他の人でも一緒であろう.

 

ただ,この大坪氏の思考パターンはよく分かるのだが,

その裏にたゆたう検察の文化は薄っすらと見えるのだが,

それ以上の目からウロコなことは,無かったかな と言うところです.

 

この著作は潔白,無実という方向で一貫して主張されているが,

 

結局は,現状

 

2012年3月30日、大阪地裁は大坪に懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡した[7]。大坪はこの判決を不服として、同日、大阪高裁に控訴した[8]

 

wikipedia 大坪弘道

 

ということであり,三審まで行くだろうから,もう少し様子を見なければ,ならないといった感じだろう.

 

内容的には 200p くらいの新書で良かった気もする.

 

にしても,法の番人たる司法の制度は難しいものである.

[414]なぜアメリカは、対日戦争を仕掛けたのか

2012-12-31 (mon)|カテゴリー:コメント:0

 

 

加瀬英明というのはこういうひと

それなりに,知っている人間にとっては,そんなにニューなことは書いてない

ようなところはあるが,

いかに日本がペリー来航以来,必死で駆け上がって,植民地帝国主義に対抗しようと

してきたか.

それでも及ばず,最終的にはルーズベルトにハメられて,

敗れ去ったか.

そういう,流れを知っても居ない 多くの人々には読んでおいてもらいたいですね.

 

どこまで,この考え方に乗るかどうかは,自分で決めればいい.

 

日本のこの200年をどう解釈するかには,幾つかの立場があると思うが,

多くの人が偏った見方で,断片的に続かれた「教科書」でしか勉強していないし,

もはや洗脳の域の歴史観で漠然と生きている.

 

それは,とても怖いことだと思います.

 

太平洋戦争(大東亜戦争?)を反省する立場は,当然にしてあっていいわけだけど,

その失敗を再び犯さないために「とるべき方策」は多角的な反省からしか望めないわけです.

 

教養ある人は当然にして知っていることではあるが,

日本の真珠湾攻撃へ至る道への前にはアメリカによる「石油禁輸措置」があった.

この,非常に重要なピースを知らない人間の方が,多いんじゃないだろうか?

 

原発の問題でも,当然にして,これらの過去の反省と紐付けて考えるべきだと思いますけどね.

 

平和を希求する心は当然にして大事で,

それと同時に他国が悪辣な行動を始めた時でも,

毅然と平和を維持するための食料と一次エネルギーの確保は絶対に重要なのです.

それを学んだはずなのにね.

# 実際にはあとは防衛力ね(交渉力とも言えますが).

 

おっとっと,もはや,書評とかとはかけ離れてきた.

 

まぁ,結構,いざこざ(?)も起こしている著者なので,なんなのですが,

左側から見た歴史と,右側から見た歴史は,バランスよく見て,自分の考えをもつべきなので,

その一つの視点を育てる意味で,読んでみて欲しい本だと思います.

[413]ウェブでの<伝わる>文章の書き方

2012-12-30 (sun)|カテゴリー:コメント:0

文章を事例としながら,「WEBの文章ではココをこうしたほうがいいですよー」 という風に修正して,示していくというような形をとっている.

文章の書き方の本は様々あるが,WEBに特化しての新書というのは珍しいかも.

どちらかと言うと,これまではムック形式で書かれていたものを新書で出したのかな・・・と.

 

つくりとして面白いのは,

新書にして横書きであり,編集の仕方もWEBページみたいに,行間が開きまくっていたりする.

 

これは確実に狙っているのだろう.

 

筆者がWEB上でアクティビティが高い人であるのと同時に,図書館業界など比較的アナログ(?)な業界での

啓蒙活動なども非常にアクティブな方ゆえに,新書メディア –> WEB という架け橋の意識がにじみ出ているように感じる.

 

というわけで,むしろもともと,IT適応しているよ!って人よりも,

どちらかというと旧来のメディアに親しんでいて,仕事上,紙媒体の文章を描いてばっかりにも行かなくなって,

ただ,そちらで慣れきった文章,イメージでWEBの文章にとりかかってる.

みたいな,企業の比較的高年齢層の方が読むと良いのかな,と思ったりしました.

 

ちなみに,どうでも良いことですが,著者近影の岡本さんのお顔がちょっとお疲れな気がします www

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