361「気楽に殺ろうよ」 藤子不二雄 異色短編集
2011-04-17 (sun)|カテゴリー:|
@fumikony に借りて読んだ.
結構シニカルな 藤子・F・不二雄の短篇集.
かなり,一つ一つよくできた作品が多い.さすが.
SF色が強いんだけど,とくにタイムマシンものは多くて
常識を疑う態度や
社会風刺の中にも,食糧問題,人口問題,エネルギー問題などが
色濃くでていて,今読んでも,逆にタイムリーなネタが多かった.
ドラえもんとかキテレツ大百科,パーマン,オバQなど
ポップなものが有名な藤子不二雄だけど,こういうのもとてもいいですね.
それにしても,尖ったナイスタイトルだ.
bigarrow 2011-04-18 (mon)
F先生のすごいところは、
社会経験がほぼ皆無(就職はしたがすぐ辞めた)、
マンガ一筋で、人見知りが激しかったため、
社交的な場にほぼ行かなかったのに、
映画や文献と、仲間内の会話と想像力だけで、
こんなに人間の本質をえぐる作品群を残されたことだと思います。
ドラえもんもオバQも古い目のマンガ版はかなりシニカルですよね。
たにちゅー 2011-04-24 (sun)
妄想ってすごいですね!
僕も自信をもって妄想中心でがんばっていきます!