[410]日本を滅ぼす消費税増税
野田内閣の消費税増税に対しては,以前から僕も声を荒げて批判していたが,
消費税増税で社会保障の額が増えていく問題には対応できなかろうに. それぞれの額の説明変数が何かかんがえれば,そうならざるを得ないと思うが.
— 谷口忠大@記号創発ロボティクスさん (@tanichu) 6月 26, 2012
全量買取も消費税もリセットでええよ。健全な市場と、民間イノベーションの活力こそ一番守るべきものでしょうに。
— 谷口忠大@記号創発ロボティクスさん (@tanichu) 4月 26, 2012
さすがみんなの党やで!!消費税増税凍結!!!>>みんなの党:「アジェンダ」発表 消費増税の凍結など柱 sp.mainichi.jp/m/news.html?ci…
— 谷口忠大@記号創発ロボティクスさん (@tanichu) 11月 28, 2012
正直,ミクロ経済的な基礎知識と,公約違反の民主主義的問題に基づくモチベーションが大きく
マクロ経済的な視点がかけている面があった.
・・・まぁ,もちろん,それは良くないことで
「マクロ経済もわからんと,反対しとったんか!?」
っていわれたら甘んじて受けます.
まぁ,そういうこともあって,
他の,消費税反対論者はどういう論理武装をしているのだろう?
という疑問をずっともっていた.
そこで,駅の本屋さんで見つけたこれを読んでみた.
マクロ経済ベースの話なのだが,
新自由主義+財政均衡を目指すことが,いかにデフレを生み,デフレが如何に
国家を破壊するか,という事が綴られている.
個人的には新自由主義と消費税が,ほぼ必然的にタッグを組むように書かれていたのが
意外かつ新鮮であった.(僕が無知だっただけかもしれないが)
また,本書は野田政権時代に書かれた本であるが,言っている事が現安倍政権の主張に
近いものがあるのも面白い.
一方で,本書は小泉政権については批判している.
本書一冊の論理を完全にありがたく戴くわけにはいかないが,
僕としてはやはり,マクロ経済をもう少し頭にいれて,納得しないと
いけないな,と思わされたのが本書でした.
ゆるやかなインフレが望ましいようだが,それが,なぜかと考えると,
それはシルビオ・ゲゼルの言う減価貨幣ともつながっているんじゃないかと思いました.
ちょっと,読んでみて欲しい.
特に,経済学クラスタな人に読んでもらって,この論理をどう捉えるべきなのか
議論したいなぁとおもいました.