[413]ウェブでの<伝わる>文章の書き方
.@arg さんが書かれた「ウェブでの<伝わる>文章の書き方」を読ませていただいた.amzn.to/TRbQMX なんともキャッチーなタイトルである.内容としては,主に筆者が過去に勤めておられた,Yahooのサービス上に現れる文章,及び,筆者の団体であるARGの.
— 谷口忠大@記号創発ロボティクスさん (@tanichu) 12月 30, 2012
文章を事例としながら,「WEBの文章ではココをこうしたほうがいいですよー」 という風に修正して,示していくというような形をとっている.
文章の書き方の本は様々あるが,WEBに特化しての新書というのは珍しいかも.
どちらかと言うと,これまではムック形式で書かれていたものを新書で出したのかな・・・と.
つくりとして面白いのは,
新書にして横書きであり,編集の仕方もWEBページみたいに,行間が開きまくっていたりする.
これは確実に狙っているのだろう.
筆者がWEB上でアクティビティが高い人であるのと同時に,図書館業界など比較的アナログ(?)な業界での
啓蒙活動なども非常にアクティブな方ゆえに,新書メディア –> WEB という架け橋の意識がにじみ出ているように感じる.
というわけで,むしろもともと,IT適応しているよ!って人よりも,
どちらかというと旧来のメディアに親しんでいて,仕事上,紙媒体の文章を描いてばっかりにも行かなくなって,
ただ,そちらで慣れきった文章,イメージでWEBの文章にとりかかってる.
みたいな,企業の比較的高年齢層の方が読むと良いのかな,と思ったりしました.
ちなみに,どうでも良いことですが,著者近影の岡本さんのお顔がちょっとお疲れな気がします www