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297 だれでもわかる地域通貨入門-未来をひらく希望のお金

2010-05-19 (wed)|カテゴリー:

だれでもわかる地域通貨入門―未来をひらく希望のお金
あべ よしひろ 泉 留維 森野 栄一
北斗出版
売り上げランキング: 55993
おすすめ度の平均: 5.0
5 今あるお金とはマッタク違うお金の考え方とらえ方
5 地域通貨について考えるなら、まずこの本を
5 地域通貨入門の決定版!

 

 

この本は「買い」だ.

図書館で借りたんだけど,持っておきたくてアマゾンでポチってしまった.

 

シルビオ・ゲゼルの劣化する貨幣の概念もとりこみながら

貨幣の歴史,貨幣の種類,そして利子のもたらすマクロ経済での意味

など,とてーーーーーーも,わかりやすい言葉で書かれている.

 

難点は,ちょっと「地域通貨」バンザイ色が強いことだろうか?

 

通貨もやはりシステムの動態を決定する因子であり,

既存の金融システムだけでなく,新たなシステムを発明するのは

ありだと思う.

 

また,質のちがう二種類の貨幣を流通させることが,

場合によっては,貨幣の選択肢を広げ,経済活動を潤滑にする

こともあり得るのだと思う.

 

ただ,地域通貨は,いかんせん,まだまだ事例がすくなく,

また,上手く回った系にかぎって,中央銀行.政府の権力の下に

ストップがかかるので,その動態はいまいちよくわからない.

 

特に劣化する地域の貨幣と,通常の国家通貨を二重で回した時の

効果が事例から見ると良さそうなのだが,このときの動態を

数理的に捉えた研究などあるのだろうか??

 

直感的理解としては好不況の振動を上手く,やわらげてくれる・・・

かのようなケーススタディが書いてあるので,

そのあたりが,数理的に出れば面白いなとおもう.

 

また,中央銀行からのマネーサプライも利息でコントロールするやり方

以外もあるんだなー.と分かった,

 

 

ちなみに,基本的な貨幣需要は政府が納税をそれでしか受け付けないという

「大口顧客」の存在によって支えられているのだと,

いまさらながらに理解しました.

 

#  近日,森野先生に会えそうだから,いろいろ楽しみ・・・

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