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322 知性の限界

2010-07-20  (tue)|カテゴリー:

知性の限界――不可測性・不確実性・不可知性 (講談社現代新書)
高橋 昌一郎
講談社
売り上げランキング: 1243
おすすめ度の平均: 5.0
5 盛り沢山でお買い得
5 このようなシンポジウムがリアルであったならば、 絶対に行く!!
5 本当に予備知識なしに「現代の科学、哲学、論理学」がわかります
4 哲学の世界の深淵さを感じる
5 多様な哲学的思索のモザイク

 

 

 

タイトルをみれば何となくわかるわけだが,

320 で紹介した「理性の限界」の続編である.

 

理性の限界では,不決定性定理,不完全性定理,不確実性原理などが紹介されたが,本書ではそれ以外の限界ネタといったところか.

 

とはいえ,僕自身の課題とも重なっておもしろかったは

言語の限界.

むかしよく触れていた,論理実証主義や哲学での諸問題を振り返る意味で,とてもよかった.

# 僕の立場はかなりクリアになっておりますが.

 

ウィトゲンシュタインの前期,後期についてきちんと触れられているのもよかった.

 

その中で,僕の知らなかった思想家の話があった.

ファイヤアーベント

知のアナーキズム!?

科学も宗教も権力争い(?)として同等,とか,そんな感じの議論をしてる哲学者らしい.興味深い!

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