たにちゅーの千夜千一冊|谷口忠大Home Page(たにちゅー・どっと・こむ)

BOOK review

1 ⁄ 5

1 ⁄ 5

最近のコメント

HOME > たにちゅーの千夜千一冊 >  304 ロボットのおへそ

304 ロボットのおへそ

2010-06-04 (fri)|カテゴリー:

ロボットのおへそ (丸善ライブラリー)
稲邑 哲也 瀬名 秀明 池谷 瑠絵
丸善
売り上げランキング: 132335
おすすめ度の平均: 5.0
5 ロボットのこれからを知ることが出来る

私もお世話になっております,稲邑先生の本

瀬名秀明氏との対談で始まる.

二人は,社会的知能発生学研究会で御一緒されているので,

あるいみ身内のトークな雰囲気.

 

ロボットのおへそ って書いてあってなんのこっちゃろ?

とおもうんですが,

今のロボットに足りないキモの部分を おへそ といっているような・・・.

ちょっと,ポップすぎる気がしますが・・.(-_-;;;)

 

具体的にはロボットに

「ちょっとそれとって」

と言った時に,それがなにかわかるような,コミュニケーション能力のよう.

 

新書形式で,あるのですが,

稲邑先生のこれまでのお仕事がサマリーとして,よくまとまっていて,

ご本人を存じ上げてはいるが,その一つ一つの仕事を裏でささえる

ストーリーというのは,存じ上げなかったので,

そういう視点から,面白かった.

 

ある種の研究者ライフストーリーであるが,こういうライフストーリーは

超有名な研究者が老後にかかれたするぶんには,よくあるが

若手研究者が書くのは珍しいように思える.

 

しかし,つながりにする事でみえる事もあるとおもう.

 

その意味では,ロボット,知能を志す大学院生とかが読むといいのかなぁ.

 

あと,当時の井上・稲葉研の雰囲気がつたわってきて面白かった.

 

ちなみに,模倣学習やインタラクションをつうじて,ロボットに教示を行なったり,

動作獲得,ナビゲーションなどを行なわせる研究を展開されています.

 

詳しくは本書で??

コメントの投稿




*


下記のタグが使用できます。
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <img localsrc="" alt=""> <pre lang="" line="" escaped="">

インフォメーション



tanichuの著作

copyright © Tadahiro Taniguchi All Right Reserved.