コミュニティベンチャーフォーラム2008 報告
10/4 午後1時半より 京都リサーチパーク
ASTEMでコミュニティーベンチャーフォーラム2008なるフォーラムでパネルディスカッションの司会をしてきました.
何人くらい入ったかなー?
大学の教員+中小企業診断士としてのお仕事でございます.
初め同志社大学でグループダイナミクスなどを研究されている山口先生のお話でコミュニティビジネスの事例や
「コミュニティベンチャーとは何か?」みたいなことについてご講演いただきました.
スゲーわかりやすかったです.
様々なフィールドのケースがあるので一言では説明しにくいですが,
BIG ISSUEやベロタクシー,葉っぱビジネスの例などをユーリア・
エンゲストロームの活動理論ベースで説明されていたのが面白かったです.
ユーリアで僕が読んだ本はこの辺かな?↓
拡張による学習―活動理論からのアプローチ
活動理論と教育実践の創造―拡張的学習へ
そのあと,
「京都のコミュニティベンチャーに期待されること」という題目でパネルディスカッションを行いました.
その司会を田原総一郎バリにとは・・いきませんが,やってきました.
(パネラーの一覧はこちら↓)
http://www.astem.or.jp/edu/cvf/
各パネラーの事業紹介をしていただいた後に,「コミュニティビジネスは自治体とどういう関係を作っていくべきか」とか
「社会貢献と営利性の関係についてどう捉えるか?」といった事について議論しつつ,会場からもご意見を頂きました.
会場からは,「ビジネスを行う上で税理士など士業さんを一体どうさがしたらいいのか」とか「相談窓口に行ってもなかなかかみ合わない」
など,非常に現実的な質問もなげかけられ, それに対して経験者からの個別なアドバイスが有りました.
(始まる前に,アイサツぺこり.)
皆さん,結構,楽しんでいただけたようで,よかったです.
依頼をもらったコーディネータのS社H社長(アネゴ)からも
「たにちゅーに大人の司会が出来るとは意外やった・・・」
と,
あっしに頼んだのは博打だったんですかぁあー ぢつわ.
聞きに来てくれたラボの学生(ビジネスネタ好き)からも
「めっちゃ為になりました」
と,言ってもらい.まー,よかったよかった,