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ぎゃぼん!今度はSCI奨励賞!

2007-02-27  (tue)|カテゴリー:コメント:4

どうもありがとうございますッ.

先に礼をいっちまっとこう.

うん.

 

今日,大学に行くと机の上に郵便物が・・・・・

システム制御情報学会からで,封筒には「学会賞」の文字が・・・・

「まさかッ!!」

と,封をあけてみますと,

システム制御情報学会学会賞「奨励賞」
の受賞のおしらせ

と,ございますではございませんか?パオーン

 

昨年,春にSCI’06で発表した

谷口忠大,小川賢治,椹木哲夫:“動的目標変化を含む協調タスクに対する状況弁別型強化学習機構の適用”,
第50回システム制御情報学会研究発表講演会,(2006) [PDF]

について,当賞を受賞することとなりました.

奨励賞は個人宛なんで,発表者である僕個人の受賞となるのですが,発表内容は某O川君(・・あ,いまさら伏字にしてもイミネーか・・・
)が修士論文でがんばってくれた内容で,それを僕なりの解釈を入れながら発表させていただいたので,半分以上はO川君によるものと,
先輩は認識している次第でございます.

まぁー,当日の発表がライブのパフォーマンスにおける,
いわゆる降って来た状態にかなり近い状態で,

「今日のオレ,結構,イケてる!!フォーッ

って感じやったんですけどね.

まあそれとの相乗効果ってかんじなんで,また,副賞で焼肉でも食いましょうO川君!

 

昨年はiSCI(システム制御情報学会)では学会賞「論文賞」を頂きまして,二年連続の受賞となります.

昨年は身体性と表象生成の関係についての論文で頂きましたし,
本年はモジュール型強化学習機構を絡めた他者意図推定の話.で頂きました.

両者とも共通するのは「工学としての要素技術の発明」ではなく
「工学の新たな役割としての認知システムの構成論的理解」
への取り組みである点.

ちなみに僕が立ちたいと思っている立場としての認知システム理解を求める立場はCognitive
Neuroに関わる多勢が立つ立場とはちょっと違うと考えています.まあ,非常にセンシティブな問題ですが.あまり,
物質的還元を必須条件として定めたくはない.出来るならばシステムとしての作動そのものに実在を求めたい.あと,
僕の真の関心事である,記号現象・
社会現象の理解までもっていくにはニューロに落とさないといけない議論立ては制約条件が強すぎて足枷になる,)

と,まあ小声で読者層のうち何人が分かるんか分からないこだわりを話しつつも・・・まー,あやしいっちゃ,あやしいんですけどね.

 

SCIはホント,理解のあるというか,ありがたい存在なわけですね.よき理解者ってところでしょうか?

これはもう,学会から抜けられません・・・

 

いやー,ありがたい限りです.

 

まー,しかし,賞を貰うことで浮かれている場合では全く無い昨今ですので,過去のことは過去のこととして

現在及び近未来の自分の目標とその差分としての現状に変わらず取り組んで生きたい所存です.現状はピンチ!?

 

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