「ソニー病」こんなソニーに誰がした?
という本を買ってきて読んでみた.
結構おもしろかったので,一気に読んでしまいました.
90年代がソニーの株価と裏腹にいかに空白の10年間であったか
ということが書いてあった.
その割りにプライドが高く,規格争いで孤立してしまいがちな
ソニー.
出井政権でイメージ偏重になっていったソニー.
振り返ると2002年に就活をしていた私は,まさにこの虚像として
光り輝く勝ち組ソニーを見て,
「カンパニー制度のよさ」を吹聴されて信じていた気がする.
一方,当時V字回復を唱えた松下を鼻で笑っていた私.
あれから4年でまるで,ソニーとパナの立場は逆転してしまいました.
未だ,ソニーのブランド感は残るけども,ブランドを信じた人が
故障,規格の悪さに泣かされる始末.
ブランド力が無さ過ぎる三洋もどうかと思うけど,
天狗になってしまって技術がおろそかになっていくソニーもどうかとおもうね.
ドラマ「星に願いを」にもなったプラネタリウムの大平さんが,元いた会社
がソニーだったという事実を知って更に愕然としました.
ソニーは明らかに就職人気の中で優秀な人材を獲得しているはず.
それを腐らせてしまっているのでしょうね.
ところで,ソニーって中で社員間の引継ぎ作業がほとんど無いらしい.
それが,独創性を生むんだろうけど,非効率この上ないのも確か.
うちの研究室みたいですね(爆).
360method 2006-01-10 (tue)
Unknown
なるほど、そういうオチでしたか(笑)
確かに、引き継ぎ無いですけどね。まあ、自分の研究テーマを後輩が興味持ってくれるかでモチベーションが変わってくるんで、自分の研究を後輩が興味持ってくれて、自主的にそのテーマに取り組んでくれるような雰囲気にさせることが先輩の役目ではありますね。
僕の研究も土に埋もれてしまうんでしょうね^^;
たにちゅー 2006-01-13 (fri)
後輩でなく先輩かも・・
チミの研究を引き継ぐのは僕だろうね.
ある意味.
あと一ヶ月で,土に埋もれない結果を出してくれることを願ってるよ.