日本の神社の数も べき乗分布 するようです.
都市の人口がべき乗分布するというのは有名な話しだ.
千夜千一冊にも書くのだが,
「知っておきたい日本の神様」
という本を読んだ
たにちゅーの千夜千一冊
272 知っておきたい日本の神様
そこでp.21 に 現在 日本にある,各神社の数という表があった.
転載すると
順位 | 神社の名前 | 神社の数 |
1 | 稲荷社 | 19800 |
2 | 八幡社 | 14800 |
3 | 天神社 | 10300 |
4 | 諏訪神社 | 5700 |
5 | 神明神社 | 5400 |
6 | 熊野神社 | 3300 |
7 | 春日神社 | 3100 |
8 | 八坂神社 | 2900 |
9 | 白山神社 | 2700 |
10 | 住吉神社 | 2100 |
11 | 日吉神社 | 2000 |
12 | 金毘羅神社 | 1900 |
13 | 恵比寿神社 | 1500 |
ということになる.数は 約 での数字だ.
あれ,これもやっぱ べき乗分布じゃね?
ということで, 両対数グラフに プロットしてみた
底は 2 です. x軸が順位で y軸が 神社の数.
それぞれどの神社かは 表と見比べてください.
精度はおいておいて,とりあえず,excel君で累乗近似をかけてみたら
かなりきれいにいった. 指数も -1.08乗ということで
都市とかで 言われる –1 に 相当近い.
つうわけで, 神社はロングテールなのだ!!
# テールのデータは無いので,ホンマにそうかは なんともだが.
他の宗教でどうなのかは 知らないが,
ロングテールだとすれば, 特定の一部の神社ではなく,
いろんな神社の多様性が維持されている事になるんではないかな?