パリ自転車街角事情(1) ザッツ・ヴェリブ!まじで乗っとるわ!
さてさて,09/4/2-3を会議でミュンヘンに行っていた私ですが,
帰りが春休み終わりの土日にぶつかり,日曜着の便がとれませんでした.
というわけで,しかたなくAIR FRANCEのトランジット@パリで一泊することに
(仕方なくですよ!)
最初は,帰りが2日以上もかかることに,凹んだが,これは,ウワサのヴェリブを視察するサイコーの機会ではないか!?と思い,ポジティブに気持ちを切り替えることに☆
僕の予算とってこれるメインの研究課題ではパリの交通事情の視察なんかで予算執行できませんから,こういう「ついで」の機会は非常に重要☆
ただ,これまた午後4時くらいパリについて,一泊分だけなので,時間はものすごく限られている.
それでも,やっぱり,予想外があって,勉強になりました.
ので,レポート.
ヴェリブというのはパリでここ数年で広まった巨大なレンタサイクル事業.
すごく話題になって,日本の地方自治体なんかも,「我も我も」と目をらんらんさせている.
交通行政のキラーコンテンツのように見るむきもありながら,自転車ツーキニスト疋田氏のように,疑問視する向きも多い.
じっさい,ヴェリブの成功の影には死屍累々たる,行政主導レンタサイクル事業の失敗事例が横たわっているからだ.
わたしも,非観光者向けレンタサイクルには否定的であるため
(そんなもん,住民は自分のチャリにのるもんやろ!)
「どーせ,ゆーほどでもないんやろ~」
と,たかをくくっていた.
もちろん,最終的には「ゆーほどでもない」面もおおいのだが,
まー,見てほしい.
ミュンヘンからの1時間半のフライトでシャルルドゴール空港に降り立った私は,ロワシーバスで,とりあえずパリはオペラ・ガルニエへ向う.
だいたい45分から1時間かかってパリ市内へ.
「ん?」
なんか,チャリがはしっとる.
「おお!まじでヴェリブにのっとるわ!」
このよく分からん灰色(ベージュがかった)のフレームがついたママチャリみたいなんが,ヴェリブです.
自転車を見る度に結構な確率でヴェリブ!
本当に普及していたんですね!!
疑ってごめんなさい~
さて,次回以降はもうすこし,踏み込んでみましょう.