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立命館は岐阜にむかう

2008-05-07 (wed)|カテゴリー:コメント:2


市岐阜商移管問題:立命館提案 市長、 説明聞く場設定へ /岐阜

学校法人「立命館」(京都市)が岐阜市立岐阜商業高校(市岐商)の立命館への移管を提案している問題について、 岐阜市の細江茂光市長は25日の会見で、「市や市議会で立命館側からの説明を聞く場を設けることが重要」と述べ、 立命館から移管についての考え方などを聞く場を早期に設定する考えを示した。

細江市長は以前から「立命館からの提案は、重要な選択肢の一つと考えている」と、移管に前向きな姿勢を示し続けている。【鈴木敬子】

http://mainichi.jp/area/gifu/news/20080426ddlk21100020000c.html

 



 

少し古い記事ですが,立命館の触手はとどまる事を知らない模様.

守山の高校を附属高校として吸収したのものつかの間,そのまま岐阜まで行く模様.

規模感の拡大,売り上げ規模の増大はガンガン進みますな.

 

しかし,大学には,研究レベル,教育レベル,学生レベルという質的側面が価値として問われる事が多い.

数は少なくても学生のレベルが高ければ地位的には上位にとらえられるのである.如何に企業としての業績がよくても, それで完成にはならない.学生に依存して研究機関としての成果をあげる大学のサガだろう.もちろん,偏差値社会のイワクもあるが.

まぁ,そこを企業的論理で構成していくところがアンチで「敢えて感」が有って,それはそれで僕は好きなんですが.

大学のブランド価値を上げていく方が立命館がこれからさらに規模拡大していくよりも,チャレンジングな課題だろう. 私学の水準向上は日本の国益にとっても重要なのでがんばってほしいもんである.

めざせ,スタンフォード???

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