自動作曲についての研究 つれづれ
人工知能学会2009で
最近,学生S君の発案で始めている音楽創発の研究について
情報収集してきた.
音楽のセッションがあって,
阪大の沼尾研というところが自動作曲をやっていました.
楽曲の部分構造と全体構造を考慮した自動作曲システム
https://kaigi.org/jsai/webprogram/pdf/95.pdf
リズムを含めた楽曲構造を考慮した自動作曲システム
https://kaigi.org/jsai/webprogram/pdf/385.pdf
ちょっと,ルールベース感が強くて,これで本当にいけるのかどうか不安な感じもしますが,
・帰納論理プログラミングでルールを獲得
・ユーザがいろんな曲を聴きユーザの好みを推定
・GAで楽曲生成(評価値は内側で持つ)
という流れのようです.
メロディーの生成はやってるかどうか不明.
司会をされていた 片寄晴弘先生が詳しそうでした.
http://ist.ksc.kwansei.ac.jp/~katayose/
ををを,モロやなぁ
そして,このグループが入ってる
CREST(日本の大型のプロジェクト)の下記がすごいな・・・
http://www.crestmuse.jp/index-j.html
音声認識で超著名な河原先生や,前に出てきた嵯峨山先生とかが
入っている!!
最近注目されているのは
オルフェウス [嵯峨山/小野 研究室]
要チェック
http://itm.hil.t.u-tokyo.ac.jp/automatic-composition/index.cgi
うーん.
やっぱり,研究予算で 初音ミク も買わざるを得ないなぁ~.
仕方ない・・・(笑)
デモが無いと起こられる.
既存の商用の音楽
非常に良くできているのか下記らしい.
デビット・コープ David Cope
http://en.wikipedia.org/wiki/David_Cope
1. 過去の事例をつっこんで モチーフを抽出
2. 推移率パターンを
3. 全体的な構造を木構造とかで表現する
4. あとはランダムに回す.
5. そのあと人間が選択
今一番いい感じらしい by 片寄先生
Band in a box が ある意味,比較の為のベースライン?
あとISMIR2009
この国際会議が要チェックらしいです.