京都100人委員会にお邪魔して来ました.
京都市 門川市長の「肝いり」で始まった100人委員会.
KBS京都,京都新聞など地域メディアや市民新聞など
市民の公募委員100人規模で集まり,それが10数グループに分かれ
各々のテーマについて議論するというものだ.
【京都市未来まちづくり100人委員会】
一応,いいかんじの提言は市政に活かされるという.
# 提言とかアイデアは出すことよりも実現する方が数倍難しいのは世の中の原理ではあるが・・・・
昨日の「自転車を肴~」に来てくれていたN氏が事務局を担ってられて
「たにちゅーさん,よかったら来て下さい」
といってくれはったので,傍聴に行ってきました.
一応,傍聴者なんだが,なんか,席に混じっていいみたいなので
最初は
「き・わ・み」
というグループの座席に混ぜてもらった.
友人のNさんとH女史がおられるので,覗いて
みた.
若いのにN氏が司会しながら引っ張っておられて,
エライなー と思うのでごじゃいました.
き=京都
わ=若者
み=未来
なのですね.
つまり,学生の町としての京都を如何に活性化するかというお話しで.
内容としては 留学生交流やインターンシップ などについてで
ございました.
まぁ,突拍子もない話は耳にはいってこなかった.
場所を移動される時にするっと抜けた.
次は
山紫水明の京都
「鴨川条例は流域の景観を問題にしてるが,アレは下流の話であって上流の水源の話はまったくはいってない」
たしかにっ!!
おお!その視点はなかったぞ!
鴨川条例って花火禁止とか自転車放置禁止とかゆっとるけど
よくかんがえたら「川」なんだからなー.
吸引される.
水源の話から林業の話に.
個人的に ①自転車利用活性化 ②自律分散型ネットワークとしての太陽光発電普及 ③森林再生 を自然共生型社会の三大重点課題に置く僕としては,耳がピーーンな訳です.
完全に,このグループに吸引されほぼ最後まで参加してました.
このグループには 京都市の建設課の方と,京都府の林務課の方がおられて,
すごくコンパクトに府市協調が!! スバラシイ!
住宅の話から薪炭利用のはなし,今回の補正予算でつくられる,ペレットのプラントの話とその販路確保の話など,リッチな情報源から,
いろいろな話をしました.
やっぱり,林業は外部経済効果による社会的便益が大きいので,それを適正にフィードバックするお金の流れをつくんないとだめだよね.
たとえば,森林は「水を生産する」帰納がある.
水道料金に月100円くらい上乗せして,林業に携わる人の所得保障に回したら
きちっとした受益者負担になるのではないのか?
とにかく,林業人口の跡継ぎが全くない現状としては,
短期的には林業にお金を還流させるしかない.
雇用の維持と育成だ.
それと同時に,適切な市場を形成していく必要がある.
#もちろん出来るだけ補助金ぬきで.
「ヒバナさんがんばってはるよね!」
って話もでてて,繋がるな~.
いや,ほんとがんばったはるんで,応援したいなー
紹介がてら・・・・
一家に一台 ペレットストーブ http://www.hibana.co.jp/hibana/shop01.html
遊びましょう 森林バイオマスすごろく http://www.hibana.co.jp/hibana/shop01.html
読み聞かせましょう 絵本「やかんがわらった ぼくがわらった」 http://hibana.shop-pro.jp/?pid=7230113
(↑ 結構心温まる絵本で,僕は好きです☆ はるくんも好きなのだ.「お山!お山!」)
終わり際,Nさんに
「あれ,山紫水明?? 意外ですね-.交通関係にいかれるのかと・・」
いや,歩くまちも,自転車も日頃からやってますからねー.
世の中はバランス良くみないとね☆
事務局もなかなか,運営は大変そうだが,
「場作りのプロ」を自認する運営サイドだけになかなか良い感じの「場作り」
になっていたように思います.
いろいろ見習わないとね☆