たにちゅーの思惑|谷口忠大Home Page(たにちゅー・どっと・こむ)

2017 年 11 月
« 1 月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  

新着記事

最近のコメント

HOME > たにちゅーの思惑 >  時事問題・コラム > 漁船船長釈放には驚いた...尖閣問題

漁船船長釈放には驚いた...尖閣問題

2010-09-25 (sat)|カテゴリー:

領土問題が存在しないなら,海上保安庁に漁船ぶつけて

公務執行妨害で逮捕された人がおとがめ無しはおかしい.

 

政治的な記事は,書くとナカナカにアレだから,

控えるように忠告されたりするけど,

今回は,ちょっと書きますよ.

 

今回の問題

「無条件釈放なんてやったら,,,,,アリエないよなぁ...」

と,こぼしていた,その日の無条件釈放

驚いた

 

麻生内閣の定額給付金とか,エコカー減税とか,

鳩山内閣の補正予算一旦停止とか,

不満を感じる政策は,いろいろあるが,,,,

今回の件は,質が異なるように思う.

 

・法を曲げる筋のとおらなさ

 

物事にさじ加減はあるが,目先の「事なかれ」「数字の改善」の為に,筋を曲げてはならないと思う.

大学の学内行政でもあるのだが,筋を曲げることは,かならずモラールの低下を生み,長期的な信用と成長を妨げることになる.

また,今回は暴力的圧力と,法の対立であったように思う.

こういうことで,圧力が勝つことを見せることは教育上も良くない.

 

・主権に関わる領土問題

 

また,関係悪化による経済的な影響が懸念されたとか あるが.

領土問題が持つ経済的な,意味はハンパない.

北方領土問題にもみられるが,実効支配されたら,そのあといくらお金をつぎ込んだって,取り返せるものでもないのだ・・・・.

また,今回の話は,明らかにガス田の権益の問題と関係している.

 

今回の,政治的・超法規的判断で,無償で中国に幾ばくかの「利益」を献上したことは間違いないだろう.

 

ただでさえ,経済成長が止まっている日本が,それの問題を税金を使って解決していくことに,また,どれだけの国民の労働を賭さねばならないのか....

 

経済第一で中国に対するカントリーリスクを過小評価して経済結合を

強めてきたツケが回っているように思う.

 

 

あと,さらに昨夜,驚かされたのは

 

・地検の判断にした

 

というところだ....

これは,国家の根幹にかかわるところを,「地検にゆだねた.」として

批判を回避しようとしているのは見え見えなのだが,

 

地域主権という言葉は,最近そんなに好きじゃないが,

地方分権かつ成熟した「小さな国家」を目指すべきだというのが 僕の考え.

小さな国家は,国にしか担えない機能を担う.

その主たるものは安全保障であろう.

たとえば,社会福祉などは,地方が担えばいいし,経済活動は民間に

可能な限り委ねるべき.

それが,個々人やコミュニティの力を活かし,成長させることになる.

 

今回の政府の動きは,まさに倒錯しているように見えた.

民主党が社会福祉を大切にした大きな政府に向かっているのは明らかに思うが,

小さな国家 であっても,守るべき 国境,安全保障問題

を地検の判断に表向き投げた 格好.

実際には中央で意思決定したようだが,それを「地検が判断したんだから任せた」

的に言えば 国民の納得が得られると考えている当たりが,

一周回って,倒錯しているように思う.

 

 

 

ところで,一つ曲げると,どんどん曲がります.それが世の中です.

 

「中国、謝罪・賠償を要求 「尖閣問題」船長釈放受け」

http://www.j-cast.com/2010/09/25076690.html

我が子にお菓子を1つあげたら,必ず もう1つくれという.

どこかできつく言わないと際限がない.

人間というのはそういうものです.それが当たり前なんです.

だから,それを前提に筋を通すべきなんです.

 

 

「尖閣問題に懸念深めるアジア諸国、中国の「野心」を警戒」

http://www.afpbb.com/article/politics/2759294/6233543?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics

筋の問題は自分一人の問題でもないんですよね...

 

「【中国人船長釈放】「安心して漁ができない」 地元漁師に怒りと不信」

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100924/crm1009242042036-n1.htm

今回の事件は,政府が誰の利益を守って,誰の利益を守らなかったのか・・・

国民の生活が第一 というキャッチフレーズは,目標であって

目標は 必ずしも実行と一致しないのが 世の中の常.

 

 

なんとか,今後は同じようなことの無いようにしてほしい.

COMMENTS コメント

  1. まぎぃ 2010-09-25 (sta)

    平成の生麦事件ですね.
    最も今回は不平等条約なんてモノは存在しないはずなんですが...

    レアアースにまで問題が発展した時点でもはや政治と経済を切り離してなんて寝言も言えなくなりました.官民交流含めて中国との関係を考え直す時期が来たのでしょう.

コメントの投稿




*


下記のタグが使用できます。
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <img localsrc="" alt=""> <pre lang="" line="" escaped="">

インフォメーション



tanichuの著作

copyright © Tadahiro Taniguchi All Right Reserved.