秋口あたりから，めっきり書評も減りましたが．

今年は結構本を読んだ年ではなかったかと思います．

軽い本やビジネス書はおいておいて，今年読んだ本でなかなかインパクトのあった本を3冊ばかり紹介したいと思います．

大晦日！やっとかなきゃならない！

2007年のベスト３ッス！（あくまで一つの側面から）

第1位

プラスチック・ワード―歴史を喪失したことばの蔓延

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ウヴェ・ペルクゼン 糟谷 啓介

藤原書店 (2007/09)

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われわれを急き立てる言葉たち

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近年の新聞や学術書をにぎわす，「イノベーション」や「システム」「革新」「改革」「進化」など，それっぽく聞こえて，「偉そう」
に思えるが，結局「なんの事を言ってるのかわからない」間に合意形成に使われてしまう，言葉達をプラスチック・ワードと呼び，

医学や脳科学，経済学，政治学．ほとんど全ての学問が社会とのかかわりの中で孕む言語学的問題を指摘した書．

私の積年のモヤモヤ感に具体的な言葉を与えてくれたことに感謝．

「だからどうするか！？」はこれから考えるべきだが，一つの論点として凝集させてくれただけでも，本書の意義は大きい．

「オレはいけてる」と思っているコンサルタントや学者は一度，これを呼んで自己批判すべし．

第２位

人間都市クリチバ―環境・交通・福祉・土地利用を統合したまちづくり

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服部 圭郎

学芸出版社 (2004/04)

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旅行ガイドとして利用しました。

今こそ読みたい暮らしの基本

なつかしのクリチバ

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ブラジルの都市クリチバについて書かれた本．

サンパウロの都市計画の反省を生かしながら，少ない税収や予算の中で，市民の有機的な力を利用し，育て，
制約条件を形成しながら住みやすい都市が形成されていく様子が描かれていく．

都市計画の中で世界的な成功事例．

京都の景観政策はヨーロッパ的な規制で形成されるが，経済活動との相互作用も無視できない．

今年はテクノポリス政策という愚の都市計画により作られた精華町の学研都市に行くことも多く，

都市計画の概念と，システム設計論としてのおもしろさ，深さを考えさせられた．

年末に向けては，精華町のけいはんなプラザの民事再生案のニュースなども飛び込んできた．

第3位

ウィキノミクス マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ

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ドン・タプスコット/アンソニー・D・ウィリアムズ 井口 耕二

日経BP社 (2007/06/07)

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重要な本だと思います。

昨今のビジネス環境で生き残るには．．．

ショックは大きい、日本は大きく遅れた

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ある意味ベタですが．

時代を象徴する作品といっていいでしょう．

これはマスコラボレーショノンの時代へ向かうネット社会の一つの道標となるのは

間違いないでしょう．

ポジティブな面が多く書かれていますが，社会のＺＥＲＯ SUM的な側面を考えると

それが雇用やその他の経済的な側面に与える影響というのも無視できないでしょう．

必読書であることは間違いない作品です．

ことし一年を振り返る時期に，中小企業診断士協会からついに

「合格通知」を受け取りました．

証書の中に

「国家資格」や「経済産業大臣」の文字が・・・

なんか，重い！！

2007年は自分にとって，29歳にしては非常に地味で，くすぶったような年ではございましたが．

2007年元旦に誓った2007年三大目標に掲げた三つの課題は

1. 中小企業診断士合格．　（達成率：100％）
2. 処女作発行の目途を立てる．　（達成率：70％）
3. 法人登記　（達成率：0％）

と，何とか5割は超えました．

まあ，大目標でない中目標以下のものは，ほとんど崩壊で．達成率は2割程度・・・・

というか，目標自体を覚えてなかったりした．

一年のモットーとか目標をハッキリと紙に書く（ワードで作る．）ようになったのは一昨年からですが，

「覚えられる，持ち歩ける」

のが大事だな．と思いました．2008年は手帳に挟めるコンパクトサイズにしまーす．

今日はめちゃくちゃ片付けた。
家も書斎も模様替え。
やっぱり、年末を閉めるのは大掃除に限るぜ！

年末閉めの日ですが雨ですねー。
なんか冷えてお腹が調子わるいわー。
今夜はＫＧＣのＳ氏にお誘いいただいて、なかなかビッグな人と会食です。
しゃべり倒してキマース。

多少，恥ずかしい面もございますが，

ここで前，告知していたライブの模様を晒しておきます～．

最近は普通のデジカメでもよく動画が取れるもんだ．ｔｔｔ

①僕らの未来（オリジナル）

②明日晴れるかな（桑田佳祐）

③ポートレイト（オリジナル）

クリスマスイブ

今年も後残りすくなくなってきました．

今年を振り返ると，当然の如くに反省することも様々．

今年の元日に立てた今年の目標を読み返すと，見事８割は

まったく達成できていない！

結局，達成できない目標は立てても意味なし．

多すぎた・・・・．

大体30項目ほどあった・・・・．

しかし，三大目標として立てていた三つのうち１つはほぼ達成，１つは無理，もう一つは微妙なライン（現在追い込み中）・・・

と，まあ，打率５割でそれほど悪くない．

思ったのは，年の抱負は分かりやすくシンプルに！

絞り込むべし．ですね．

常に頭の中にあるようにしないと，忘れます．

２００７年はハッキリと

「選択と集中の失敗」でございました．

まぁ，振り返って戦果が無かったわけではないのでよろしゅうございますが～．

とりあえず，2008年のスローガンはいまのところ

「体力・意志力・英語力」

全て，今年不足を感じたものばかりです．

ちゅーわけで，来年に向けて数値目標をいくつか考えています．

体力分野では，

1. 「一年間　スクワット延べ１万回」
2. 「仕事皆勤」

英語力分野では

1. 「TOEIC100点上乗せ（900点）」

などですね．

皆様，２００８年の抱負は元日までに立てましょう．

今年の決算はお早めに．

いやー．

オドロキの結末でしたね．

個人的にはトータルテンボスを押していたのですが，

クオリティ的にイキきらなかったので，やむなしの結果ですね．

昨年，一昨年が，チュートリアル，ブラマヨが見事なポール　トゥー　ウィンを飾ってくれたので

M-1がスゲー面白い感じだったんですが，今年はちょっと泥仕合っぽかったですね．

その中で，今まで無かった敗者復活からの優勝，しかも，全くの新顔で男前でもないコンビが得るという

ある種のシンデレラストーリーと言う落とし方は，ある意味唯一の落しどころだったのかもしれません．

トータルテンボスはもう一押しいってくるんじゃないかと，期待していたんだけどな～．

細かい遊び心も，もう一声欲しかった．

コンビ歴１０年でコレでおしまいかー．無念だろうなー．

ところで，敗者復活に参加してた，あの少年二人組はなんだ？気になる・・・・．

モスのタコライスに初挑戦す。

次世代高速無線はＫＤＤＩとウィルコム！！

http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20071218-296961.html

「キターーーーーーーー！！」

っす，スゲー総務省！！

ついにNTT docomoをひっくり返した．

いろいろあるものの，NTT docomoは結局ロビー活動で持って行くやろうとおもってた．

そして，ウィルコムは難しかろうと．

竹中改革以後の総務省のソウルか，それともよくしらんが技術的な差がきちんとあったのか？

にしてもKDDIとウィルコムとは，資本的にはホボ単一ではないですか！

NTTはさておき，ソフトバンクの孫さんの悔しがる顔が目に浮かぶ．

しかし，これで，PHSの価値が再び見直されるのではないか？

PHSは悪くない．

３年ほど前に，エッジからボーダフォンに乗り換えたが，通話などの環境は都会でははっきり言ってエッジの方が良かった．

しかも，最近は料金プランでも透明性が高く，魅力的だ．

データ通信の強化により，ウィルコムはまだまだ伸びるだろう．

端末メーカーがもっと多様に参入して，面白いスマートフォン市場を開拓すると良いのではないか？

とにかく，この決定は，携帯＆PHSの競争環境をさらにホットにする決定であることは間違いない．

寡占が酷く，消費者利益が必ずしも確保されていないように映る携帯市場．

どううごくのか

つーわけで，忘年会でした．

原付でいったせいもあって，久しぶりにソフトドリンクのみ，

一杯も飲みませんでした．

結果的には飲んだ場合を上回るハイテンションと，無駄なトークを展開しました．

やはり，自分に酒はいらんという事態に気付きました．

酒が入ると，いらんことをうまくいえなくなるんで．

賢いアホが多い研究室は面白い．

意義深い議論の結果，

本当の恋愛は５次元であることが解明されました．

ちなみに，アダルトビデオは３次元，自ら本気で愛してるフィギュアは４次元です．

課題としては対象との法的関係をどの様に扱うかが今後の研究課題となりました．

ほんと，どうでもいいですね．

では．