たにちゅーの思惑|谷口忠大Home Page(たにちゅー・どっと・こむ)

HOME > たにちゅーの思惑 >  日記 > 満員御礼!ビブリオバトル首都決戦2011!終了しました!

満員御礼!ビブリオバトル首都決戦2011!終了しました!

2011-11-09 (wed)|カテゴリー:

http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20111101/289115/?rt=nocnt

 

10/30(日)ビブリオバトル首都決戦2011の本戦がベルサール秋葉原で開催されて,終了しました!

 

全国での予選会は無事終了し,当日の観客の入りが少し心配されたのですが,

公式情報によると,座席数400,事前登録者数を遥かに上回る延べ1600人が訪れてくださったとのこと.改めて発表者のみなさんの魅力と,それを引き出すビブリオバトルという場の素晴らしさを感じました.

準備実行に携わった,東京都,イベント会社,普及委員会を中心とした多くの皆様お疲れ様でした.

 

ゲストの東さん,わたせせいぞうさん,パックン&マックンも御疲れ様でした.

 

また,司会を一緒に務めてくださった雨宮朋絵さん,本当にありがとうございました!

安定した司会とフォローで,想定の3倍楽な仕事にしてもらえました( ´∀`).....

# 実際,台本で私が言わないといけないことなど3割くらい言ってもらってしまった・・・・ゴメンナサイ・・.

 

ビブリオバトル普及委員会も主催団体として新たな関与の仕方をさせて頂きました.

去年は主催団体ではなかったので普及委員会としてのサポートは,

@tarokonda 氏と二人で中心的に対応させてもらったのですが,そんな,信用深い彼も某東南アジアの国に引っ越してしまい,理事制度をとってから新体制で初めての大型のイベントとなりました.

 

今年は,東京都からのお誘いで,ビブリオバトル普及委員会が主催団体に名を連ね,

今回は普及委員会としても,かなり新たな進んだ体制で対応させてもらったと思っています.

準備期間から考えると,ほぼ100点満点~120点の出来栄えだったと思います.

# 関係者各位に感謝感謝!!!

 

前回はほとんど,司会者としてのお仕事で 優木まおみさんと 並ぶという役得感を

味わうことを楽しみに,のほほーん と上京した感があったが(オイ ( ´∀`)

 

今年は主催団体の代表としても,粗相の無いようにアンテナはるためにも

バタバタしたり,寝不足したりするのも嫌なので前泊した.

# あ,昨年度も前泊したか・・・・

 

前日はN研の愉快でテックなOBたち @Yuk_Ota さんや @harisen24 さんと

ご飯を食べて英気を養う(アホな会話で盛り上がる).

秋葉原に一泊した後,10時に合わせて現地に向かった.

 

ベルサール秋葉原は既にイベント会社さんによるリハーサルが始まっていて,

10時半ごろから司会通しリハ

 

司会を一緒にしてくださる @amemiyatomoe 雨宮朋絵さん と顔合わせ,

とてーも,理知的でトークに安定感を感じ,安心!

 

s-DSC_4300

一応,司会をする上で,ビブリオバトル自体の雰囲気をわかってもらえた方がいいかなーと,

雑談程度のビブリオバトルの歴史とか面白さとか,など,軽くワイワイお話する.

 

リハスタートで イベント会社のディレクターさんのプロフェッショナルな仕切りのもとに準備進行.

ああ,回転の早い,プロの方と真剣で密度の濃い仕事が進む場に居るのって気持ちいい....

 

とちゅう,ちょこちょこ,修正や現場を見ての立ち位置や動きの確認をしつつ,

司会リハ終了..!

 

11時半からは早くも開場するのだが,

雨宮さんは 場内アナウンス(カゲナレというらしい)の為にご飯もそこそこに

スタンバイされる.

 

そうこうしているまに,B1Fには準決勝の為に,全国から準決勝進出者があつまり

説明など受けられる.

準決勝の司会をする, @yoshinohidetomo @Akitsugu_2010 さんなど

ビブリオバトル普及委員のメンツも集合.

 

じょじょに雰囲気盛り上がる.

ちなみに,ビブリオバトルの予選抜けてくるような子って,理知的でありながら,

和やかで,ゆるく社交的なタイプが多いんですよね.

決していわゆる体育会系の盛り上がりでは無いんですが,

僕も話していて楽しくなるタイプの人が多い.

# 順に挨拶していたんだけど,タイムアップ.

 

舞台裏にはパックン&マックンが入っておられて軽く挨拶.

さて,昼食が 唐揚げの入った弁当で なかなかヘビーで食べ切れない中,

開場,客入り,オープニングイベントが始まる.

 

オープニングエキシビジョンは 僕は袖裏待機なので,待ちつつ....

 

オープニングイベントはMX TOKYOとのジョイント企画で,パックン&マックンがビブリオバトルに

初挑戦するというもの.

マックンはガンダムの小説を紹介.パックンはノンフィクションの本を紹介.

パックン熱い.... スゴイ知性的な感じが伝わり,

会場のみんなの投票でパックンが勝利!

s-DSC_4135

 

その後,都立中高の学生がステージで書評スピーチをするという,企画.

 

さて,オープニングエキシビジョンも終わり,僕も司会席へ.

 

ここから準決勝がスタート.

1FステージをつかったAグループと 地下のブース 4箇所をつかったB~Eグループが

パラレルで準決勝を開始!

北は北海道から南は鹿児島まで, 集まった33名が一気に5名まで絞られる!(キビシィ)

# でも,勝利だけが全てじゃなく,実はここでみんなで交流出来ることがとても大事ww

# ビブリオバトルはコミュニケーションの場作り手法ですから~.

 

僕と雨宮さんが司会をつとめるA会場では

s-DSC_4204

BKC予選を勝ち抜いた @teenst くんの他,昨年度ビブリオバトル首都決戦覇者の

坪井遥さんもシード枠で参戦.

@teenst くんは予選と本をかえてきて,『ハッカーと画家』Chad Fowler著

を紹介.

個人的には

鹿児島国際大学    ビブリオバトルかごしま 選出の

野間和奏さんが紹介した

匂いをかがれるかぐや姫~日本昔話Remix~』原倫太郎、原遊

「そんな本があったんかっっっ!!!!?」

ていう衝撃で,もう決まったかなぁ と思ったんですが.

最後のスピーカーで登壇した 坪井くんが紹介した

コミュニケーションをデザインするための本』岸勇希 .

 

それほど衝撃はなかったんですが(ごめんなさい)

安定した語り口と,ただ本を紹介するだけじゃなくて,読者としての読み方,

視線の差し込み方を交えながら紹介する彼のトークに

「おお,うまいな~.もっていくなー」

と,感心しました.王者の風格wwww

 

結局,会場の投票による結果坪井くんの紹介した

コミュニケーションをデザインするための本』岸勇希

がA会場のチャンプ本に!!!

s-DSC_4278

ちょっと,感動した.

 

坪井くんには悪いけど,前年度チャンプの決勝進出は実際には難しいと思っていた.

1/6 の確率.

そして,これまでの経験から,必ずしもビブリオバトルにおける「強さ」というのは

観客の多数決によるため,決して安定しない.

そして,前年度チャンプなどという肩書きは否応にもハードルを上げるのだ.

このあたりの相互作用で,相当不利な状況にあるとおもっていた.

 

しかし,安定した語り口と,場の持っていきかた,そして,シッカリ勝っていく

坪井くんに,今回のプロジェクトのテーマでもある「言葉の力」言語力というのは

ビブリオバトルの場において確かに存在するのだなー,と思った.

 

後で,@teenst くんが

「うまい. あれは,勝てんですわ~.」

と言っていたのが印象的www

 

その間にもB~E会場でも準決勝が進行し,続々チャンプが選ばれていく

# A会場の司会があって,まったく見れなかったは超残念.

 

1Fステージは

準決勝と決勝の間のトークショーへ移行.

 

雨宮さんと猪瀬さんが司会をしながら,

東さん,わたせせいぞうさんと,僕が受け答えをするという形式.

 

とても上手く司会をしていただきながら,ビブリオバトル首都決戦の主旨や

こぼれ話が披露されていく.

個人的には,猪瀬さんから,「ロボット研究とビブリオバトルの関わり」という

僕の研究ポートフォリオ上,一番説明がややこしいところの質問が飛んできて

かなり焦りまして,よくわからないことを言ってしまった気がしますが,

その他は,非常に楽しくお話させていただきました.

 

s-DSC_4324

 

さてさて,ハーフタイムセッションも終わり,ついに決勝戦!

 

この時,僕はようやく,舞台裏で決勝戦に残ったメンバーを見るわけですが,

この時点で,実は感動!!

 

実際34の予選通過者とそのバックにいる予選開催団体のなかには,

ビブリオバトルをまだまだ始めたばかりという団体から,歴史のある団体もある.

決勝進出の5名は,ほぼいずれも,歴史とストーリーを持った

団体からの選出者が勝ち進んでいたのだ.

 

ビブリオバトル普及に関しても,それぞれの貢献をしてくれている彼らが

一切の仕込みなく,その場の観客の投票という厳正なるセレクションを自力で

抜けてきたことに,興奮した.

 

たとえば,

今年の春から北海道で盛り上がっていった

ビブリオバトル札幌の実行委員である,ビブリオバトル北海道の杉目さん

今年度,上半期,日本のビブリオバトルの中で,最も大きくムーブメントを

起こした団体の一つである.

さらに,筑波大学の学園祭でビブリオバトルイベントを行い

2年連続 学園祭の最優秀展示賞を得た,

近未来書籍カフェの常川さん

そして,ビブリオバトルを開催する最も歴史ある学生サークルであり,

ビブリオバトル普及の震源地にもなってきた大阪大学Scienthroughから

水原さん.

彼女は,まんがビブリオバトル読本の著者でもあります.

 

既に興奮気味な私.( ・∀・)

 

ハーフタイムセッションで既に,400あった客席は満席.

それに地下の準決勝のお客さんも合流して,

秋葉原ベルサールは超満員,オープンスペースには立ち見のお客さんが一杯.

 

決勝進出した5名のビブリオバトラーが順に発表をしていくわけです.

順番は舞台裏で厳正なるジャンケン(か,くじ引き)で決められ,

スタートです.

 

# 以下,名前をクリックすると動画を見れます.

まず

北海道教育大学岩見沢校 杉目美奈子 さんが『彼女はもういない』西澤保彦著

を紹介.無差別殺人を行った男性の心を追った小説.

 

独特のしゃべり口で

「寝る前に読むのはお勧めしません.」

「後味は最悪です」

などと,「エエエエーーーー」という,おすすめの仕方を展開する

「ロッテリアで号泣した」

という,よくわからないエピソードを交えつつ,どこかクスリとさせながら,観客の共感を誘った.

 

次に,昨年度グランドチャンプ 坪井くん

万物理論』グレッグ・イーガン (著), 山岸 真 (翻訳)
坪井遥
国際基督教大学

 

未来に万物理論が提唱された,という設定のSF.

正直,ビブリオバトルではSFは比較的難しい.ネタを言えない面があるから,,,.

後から本人も言っていたが,今回の坪井くんの戦い方は どう考えても

自分に十字架を背負わせていた.

 

理解した上で,ビブリオバトルに不向きかもしれない,しかし紹介したい本というのを

セレクトしてきている.

質疑応答でも,「グレッグ・イーガンの他の本と比べてどうか?」のような

質問に対しても,的確に答えていて,すばらしいなー と思った.

 

実際,読みたく成りました.

 

三人目

赤ちゃんの科学』マーク・スローン
水原未奈
大阪大学
Scienthrough

 

赤ちゃんの科学 という 本を取り出しての説明.

子供を生むということがどういうことかよくわかる.

父親もつわりになることがある.

などと,将来母親になるであろう人は多い,

こういう本を是非読もう.という語りかけだった.

 

流石,Scienthrough で定期開催されているだけあって,

「ふつうのいつものビブリオバトル」

というのを,肩肘張らずに されている感があり,ビブリオバトル首都決戦という場で

劇場化する空間の中で,とても自然に語られていた感があった.

 

四人目

子どもが体験するべき50の危険なこと』Gever Tulley, Julie Spiegler (著), 金井 哲夫(翻訳)
常川真央
筑波大学
筑波大学 宇陀・松村研究室

 

僕も読んだ本でした.

 

何やら,スタート前に 演台から一歩引いたところに立って居られるから,

「なんだろう?」とおもうと,

スタートしたら ぴょーん と跳んで着地

 

「こんにちわー! ビブリオお兄さんだよー!」

 

と,突如のキャラ化.

おおお.

ナルホド,教育テレビ....( ´∀`)!

 

この本は,子供に危険な事を体験させて,何が危険か学ばせ,また,好奇心(curiosity)

を育てようという本.

 

そういうNHK教育放送ではやってくれなさそうな,きょういくてき内容を

を自分がNHK教育放送のお兄さんキャラになって紹介するという

アンチテーゼと,劇場故のエンタテインメントを含んだ作り方.

お・も・し・ろ・い

 

ちなみに,ステージ5人のウチ,ちょっと中ダレが入りかねない4人目で

こういう飛び道具を出してくださったのは,舞台進行上でもとてーもありがたかった.

 

みんなの記憶にはビブリオお兄さんの 姿が刻み込まれた.

質疑応答での坪井くんとのやり取りは,ゲストの好評を買ったし,

芸人ぽい というプレゼンだったかもしれないが,いろんな意味で考えられた知性を感じた.

 

最後,

新ハムレット』より「女の決闘」 太宰治
平松和旗
東京学芸大学

猪瀬直樹さんがゲストにいながら太宰を選ぶというのは,

僕がその立場なら,無理だなー.と勝手におもったりするのだが,

太宰作品の中で,最も「明るい」作品 ということで,紹介.

とてもわかりやすい語り口で,魅力を紹介した.

 

後の質疑応答でも,当然 太宰治の他の作品や遍歴に触れられる

わけですが,そのあたりの議論もきっちりこなして「すごいなー」と

思いました.

 

会場は盛り上がり!!!

 

さて,ついにチャンプ本の中のチャンプ本,グランドチャンプ本を決める時!

僕の中ではまったくわかりませんでした.

 

会場からウチを上げてもらっての いわゆる野鳥の会スタッフによる高速カウント!

「では〇〇さんが紹介した,△△を一晩読みたくなったひと!!」

昨年度は一位と二位の差がかなり開きましたが,今年は,目視では分からない!!

s-DSC_4484

 

5人のカウントが終わり,司会で話などをつないでいると

スタッフからチャンプの得票数と名前,書籍名がかかれた紙が回ってきた.

 

見た瞬間,衝撃ががががが....!!!

 

今日の準決勝が始まる前は思っても見なかった,結果!

 

大勢の前で発表するというだけで緊張しまくっていていた,彼女の名前がそこにあったわけで.

今年,冬にビブリオバトル札幌の企画を 室蘭工大の須藤先生(普及委員会理事)が

立ち上げ,その中で札幌近郊の大学教員,大学生でチームを作って,夏の札幌のイベントスペースや

紀伊国屋書店さん店舗で 連続開催にこぎつけた.

そのキックオフミーティングに僕自身,飛行機で向かい,ビブリオバトルについての1時間ほどの

講演をおこなった.

 

彼女とはそこで,はじめて,お会いしたし,多分,あの日が彼女の始めてのビブリオバトルだったのだろうと思う.

 

# そのあとは,首都決戦に至るまで,ビブリオバトル北海道に関わるツイートやメールのみで

# 「みんな頑張っているなー,北海道~」

# と,頼もしく見ていた.

 

そんな彼女が北海道教育大の予選会を抜けて,首都決戦の場にやってきた.

それだけでも,「おー,チャンプで抜けてきたんやー,たのしんでいきやー」

などと,言っていたのに,準決勝を抜けて,そして決勝で400人以上の観客の投票によって

チャンプ本に選ばれたのだ.

 

今年のビブリオバトル普及の動きの中で,イベント的開催で報道などの対象となり

アクティビティの高かったものでは

・ビブリオバトル北海道 (北海道)

・奈良県立図書情報館 (奈良)

・紀伊国屋書店新宿南店 (東京)

# ビブリオバトル公式サイト「お知らせ」「メディア掲載」など参照.

があった.

そのビブリオバトル北海道を支えてきた彼女が,単身 東京にやってきて,そして,ビブリオバトル首都決戦 ...優勝.

彼女の優勝は,この一日のみのものではなく,彼女とその周りのビブリオバトル北海道のスタッフの一連の活動の中で,その文脈を通して解釈せざるをえない.

 

正直,司会者なのに,そのドラマに一人感動してうるっと来てた(ヒミツ).

なので,録画を覧てもらうと,チャンプの発表をするときに,一瞬声が裏返っています・・・^^;.

 

優勝は,

 

「北海道教育大学岩見沢校 杉目美奈子 さん!」

 

おめでとう!!!!

 

惜しくも選をのがした 4名の内から,

坪井遥さん(昨年度覇者・シード) と 常川真央さん(ビブリオお兄さん!?)

がゲスト3名による合議で審査員特別賞が授与された.

 

決勝の舞台における常川さんの活躍は大きかったと思うし,「書評」という枠に

明示的にエンターテインメントを付与した,プレゼンは,複数の問題提起を潜ませていたように思う.

 

個人的には,坪井さんの審査員特別賞という結果は,素晴らしいと思う.

ビブリオバトル首都決戦の優勝は決して,その場での大衆人気と運だけによるものでは

無いことを彼が示してくれたと思う.

# 僕達は示せていなかったこと.

しかも,二年目のハードルや,自らに制約を課しての戦いで,この結果は立派としかいいようがない.

 

今回は優勝は逃したが,彼はビブリオバトル首都決戦のある種の基準となるだろう.

在りし日のK-1に例えると,ピーター・アーツ みたいなもんだ.

 

s-DSC_4520

さて,優勝者には トロフィーと わたせせいぞうさんのサイン入り版画(いいなーーーー!!)

などが,授与された.

 

最後に,司会者とゲストで締めて,ビブリオバトル首都決戦2011は終幕となりました!

ありがとうございました!

 

事前の相談から超特急で準備して東京都のプレスリリースから始まって,

全国からの予選会開催団体の公募,そして,全国32箇所での予選会開催,

そして首都決戦当日の準備と,ほぼ2ヶ月で走り抜けた ビブリオバトル首都決戦2011も

これで終了しました.

 

猪瀬直樹副知事が

「ビブリオバトル首都決選を甲子園みたいな存在にする!」

とおっしゃったのは,今回の首都決戦の素晴らしい成果だと思います.

 

そう,来年度は ビブリオバトル首都決戦2012 です!

今度こそ,予選会は日本の全都道府県で開催できるようにしたいです!

 

2011と同じスタイルで行くなら,予選会場はまた公募となります.

# まだ決まっていませんが~.

つまり,あなたの団体で予選会を開催する可能性があります.

 

いまから,是非,日常活動のなかにビブリオバトルを取り込んで,遊びはじめてください!

 

# そして,もしよろしければ,是非,ビブリオバトル普及委員会に入会していただいて,

# 継続的な情報入手と,普及活動へのご協力を賜れれば幸いです!

# 公式サイト / ビブリオバトル普及委員会について / 入会申し込み

# ご質問などは上記サイトにあるメールアドレスもしくは,

# twitter @tanichu , skype id: tanichuu までお気軽にご連絡ください!

 

さてさて,

その後,会場からお客さんが去った後,

地下会場では発表してくれた学生のみなさん,スタッフのみなさん,ゲストなどを

交えた懇親会がかいさいされました.

 

「ビブリオバトル」は,元々は,トーナメント戦のバトルイベントではなく,

コミュニケーションの場づくりの手法です.

谷口忠大,川上浩司,片井修
ビブリオバトル:書評により媒介される社会的相互作用場の設計
ヒューマンインタフェース学会誌, Vol.12 (4), pp.93-104 .(2010)
[PDF]

 

人が本を紹介することで,「人を通じて本をしり,人は本を通じて人を知る」ことになります.

この書籍という存在における メディアの二重性 こそ,ビブリオバトルの本質の一つです.

つまり,書籍は筆者の意図を伝えるメディアなだけでなく,その本に対する語り(二次創作)

を通じて,読み手の考えを他者に伝えるメディアでもあるのです.

 

その語りを経た,発表者や聴きては,コミュニケーションを深めます.

ビブリオバトルでは,開催の後の,雑談もとても大事なんですね.

全国から集まった大学生・大学院生たちは,かなり盛り上がり,

その様子は 東浩紀さんに twitter で

 

image @hazuma 東浩紀

ところで、本日ビブリオバトル首都決戦懇親会のリア充ぶりはゲストが引くほどでしたw 読書好きの異性との出会いを求めているひとは、まじで来年参加するとよいかも。

31 Oct via web Favorite Retweet Reply

Retweeted by yabe_takeshi and 32 others

http://api.twitter.com/#!/hazuma/status/130672296762417152

 

と,コメントされるほどでしたwww

 

それでも,1時間の懇親会じゃ,短いと,皆さん残念がっていたので,

是非,来年度はその後の懇親会も,十分取れるといいな~とおもいます.

 

さてさて,長文書いてきましたが,ビブリオバトル首都決戦2011 本当に100点満点か,それ以上の盛り上がりで終了しました.

僕自身,こんなに充実した時間を持たせてもらって感謝です!

 

さて,いろいろなメディアから,当日の様子など報道等していただいております.

 

まず,公式なアーカイブとして

 

下記のサイトにて、準決勝、決勝のプレゼンの動画をご覧頂けます。
http://www.youtube.com/user/Bibliobattle2011#g/a

 

報道,ブログなどでは

 

・日本テレビニュース映像
http://www.news24.jp/articles/2011/10/30/07193544.html
・日テレニュース24(動画ダイジェスト)
http://shuto.bibliobattle.jp/o-zhirase/riterenews24

・新聞掲載記事 関東地方(読売新聞、産経新聞、東京新聞)
http://www.bibliobattle.jp/media/biburiobatorushoudoujuezhan2011xinwenjishi

・ウェブニュース掲載
http://www.bibliobattle.jp/media/biburiobatorushoudoujuezhan2011jiezaiqingbao

 

・日経BP 猪瀬直樹 東京都副知事ブログ「眼からウロコ」
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20111101/289115/?rt=nocnt

 

その他、首都決戦公式サイトのお知らせページにも情報を随時掲載しておりますので
よろしければご覧下さい。
http://shuto.bibliobattle.jp/o-zhirase

また,事前に告知すべきでしたが,

11/5 の MX TOKYO TVの東京からはじめよう にて

「ビブリオバトル首都決戦」の特集が組まれました.

私自身も出演させていただいております.ぜひご覧ください.
http://www.youtube.com/watch?v=bRqGNjlCIBw&feature=youtube_gdata

(私はまだ恥ずかしくて見れてませんww ←柄にも無く...)

 

 

 

 

来年度は全国で30カ所程度の予選会->首都決戦だけではなく,

全都道府県各地での予選会から,

関西決戦,北海道決戦,東海決戦,九州決戦などを経て,

全国大会へという お祭りの枠を広げていければなと思います.

 

ただし,これらはあくまでお祭りです.

 

ビブリオバトルは,草の根で広まって,日常活動の中に染みこんでいくことこそ 本望です.

報道もされなければ,派手でもない,ただ,参加した人がコミュニケーションをの場を楽しんで

人と人,人と本の出会いを豊かにしてく,そんなビブリオバトルを,また一年,普及させていければな

と思っています.

老若男女ビブリオバトル,日本全国,世界中でビブリオバトル.

 

家庭や友だちの輪の中にも入っていって欲しいですね.

今年の冬はそう!「こたつでビブリオバトル」でキマリです!!( ー`дー´)キリッ

 

みんなのビブリオバトル ついでに 不肖たにちゅー を 今後共よろしくお願いします! m(_ _)m

COMMENTS コメント

  1. BagssjpMum 2024-02-22 (thu)

    ウブロ スーパーコピー,ブランド時計 コピー,ブランド スーパーコピー,コピーブランド 通販,スーパーコピー 財布その他の世界一流ブランドコピーを取り扱っています。 }}}}}}
    https://www.bagssjp.com/product/detail-1907.html

コメントの投稿




*


下記のタグが使用できます。
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <img localsrc="" alt=""> <pre lang="" line="" escaped="">

インフォメーション



tanichuの著作

copyright © Tadahiro Taniguchi All Right Reserved.