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232 人間失格

2009-09-20 (sun)|カテゴリー:

人間失格 (集英社文庫)
人間失格 (集英社文庫)
posted with amazlet at 09.09.20
太宰 治
集英社
売り上げランキング: 4020
おすすめ度の平均: 4.0
3 まぁ、仕方ない
4 自社への皮肉もあるのだろうか
5 価値ある一冊
4 心の奥をえぐられるよう
4 陽光から逃れるように

 

太宰治の著.

最近,青空文庫というので,著作権フリーになった昔の名作がただで読めるので

そこらで読んでみた.

人の顔色ばかりうかがって生きていく,端正な顔立ちの男が人生を転がり落ちていく様.

太宰治の知り合いのカフェのマダムの知り合いで,店によくきていた客の実話?という

形になっているが,どうなのやら.

 

自分がなくて,フワフワしてて,人生に現実感がないんだな.

 

でも,なんとなく,共感する人は多いのかもしれない.

自分が無くて,質問には,自分の答えたい事じゃなくて,相手の答えて欲しいと思っているだろうことを答えてしまう.

そんな時ありませんか? そんな人いませんか?

 

ある意味,ノリだけで生きていく間に,社会主義運動に何のポリシーも無いままに参加するようになり,

言われるから活動や行動をおこす.

そうこうしている間に,酒,女遊びを覚え,金を浪費していく.

この浪費でも,現実感がない.

そのうちに,ヒモみたいになっていって,アル中,薬物と・・・・.

んでもって廃人・

 

そんな感じの本です

あ,だいたいストーリー言っちゃった.

 

でも,まぁ,古典だからご存じですよね-.

 

 

感心したのは,なんというか,文筆の迫力でしょうか?

最近,文学は軽いミステリー小説なんぞと,

他は,専門書やビジネス書みたいなもんばかり読んでるので,

文章のパワーってもんに,圧倒されることは殆どなかったと思うのだが.

 

さすがという感じです.

力づよい!

 

別に,読み終わった後,

ド凹みしたりする本ではないので,恐れず読んでいただいて結構でございます.

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