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230 かしこく「いい家」を建てる70の方法

2009-08-31 (mon)|カテゴリー:

かしこく「いい家」を建てる70の方法―「まちの建築家」が本音でアドバイス
小林 高志
主婦と生活社
売り上げランキング: 187479
おすすめ度の平均: 5.0
4 これから家を建てようとする人にお勧め
5 建築家さんの書いた本
5 アイデアの宝庫
5 良い建築と活きたお金の使い方

 

まさに,建築家が本音で語ってる,

「建築家とこう家をたてよう!」

という本.

セオリー通り,建て前のアドバイスじゃなくて,ぶっちゃけた本音で書いていて面白い.

イラストもかわいらしいのやら,よくわからんユニークな例えなど満載で,フムフムと読める.

いい家とはなんなのか?

 

建て主の希望をきいて,建て主に合わせた間取りにすれば

いい家になるのか?

それに対して,否定する.

でもって,建築家には,場合によっては建て主の言うことを聞かない事も大事!

とまで言ってしまう.

そして,「建て主は腹をくくれ!」と言ってのける.

 

たしかに,よく考えると,建築素人の建て主は,図面を見ても,完成像やそこで起こる事を,しっかりとイメージ仕切ることは出来ないし,構造や強度,コストの話になるとよく分からないだろう.

モチはモチ屋

思い切って,ブツブツ言わずに建築家を信頼しながら,建築家も意見をしっかりいって,両者の意見を出し合って作って行くのが大事だという.

建築家は「芸術の神様」に仕える身なのだそうだ.

 

で,ハウスメーカー建築の問題点や,設計監理と施工を分離しない故の問題点についても語る.

そんでもって,

「建築家に頼んだら,不良の出ない建物ができるなんて,あり得ない!」

と,建築家に対する幻想も打ち砕く!!

 

「自分だけの家」を作りたがる人がいるが,

家を50年以上もたせようとするのなら,

その中で生活パターンが変化知ったり,転売することになったりすることを

考えなければならない.

そのときに,重要なのは,人生のフェーズに依存しないオーソドックスないい家のようだ.

 

アマゾンでの評価もとても高いが,楽しく読んでためになる,なかなかの良書であった.

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