228 建てる前に読む本―非営利第三者機関が提唱する新しい家づくりの発想
作品社
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至極 ごもっとも
まず読みましょう
現場監督からひとこと
家のつくり方に対するバランスの取れた良著。
ハンコを押す前なら、まだ間に合います!「なんでこの本よんでんの?」
って聞かれたら,
「いや~・・・・」
って感じですね.ははは.
と,まぁ,さておき,
なかなか,使命感に燃えた良い本である.
日本の建築業界は特殊だ.ゆがんでいるとも言えるかもしれない.
本書は,トラブルが満ちあふれた,現在の日本の新築業界において,
「建て主(「消費者」)が巻き込まれる様々なトラブルを未然に防ぎたい」
という正義感にあふれて書かれていることがよく分かる.
内容的にも文体的にも雑多・フランクなのだが,
実際のケースを交えながら,現実的に起こるトラブルと,それに対してどうすべきか,どういう先入観はもってはいけないか
と言うことが書いてある.
僕みたいに新築の事なんか,なんにも知らないけど,
「何に気をつけたらイイデスカ!?!?」
って人にはうってつけの本だろう.
はい,うってつけでした.
僕が今,かかわっているマンションの大規模改修工事でもそうなんだが,
建築には設計監理と施工を分ける分離方式と,施工と設計を一緒に頼む方式がある.
さて,テストがあるとします.
【テストA】
「自分で問題をつくって,自分で解きなさい.そして自分で採点しなさい.」
【テスト B】
「先生が問題を作って,あなたが解きます,そして先生が採点します.」
さて,不正が起きるのは,どっちだろう.
間違い無く前者だ.
設計図面を自分でつくって,自分で家を建てて,自分で監理する.
そこに,甘えや,ごまかしが生じないとも限らない.
しかも,依頼者は建築や法律のズブの素人.バレやしない.
という事が起きやすそうなのが, いわゆる,ハウスメーカーの建築や,工務店への丸投げだ.
そこで本書は,建築家を利用したり,NPOのような第三者機関が入って建築を進める方式をすすめる.
ハウスメーカーは安くないし,じつは「大量生産」の恩恵を余り受けない業界なのらしい.
広告を打てて,知名度を上げられる面が大きいらしいが,それは
消費者に還元されるものではない.(らしい)
この本は著者らのNPOの宣伝になっているめんもあるし,
終わりにはイエンゴ保証という名の,新築完成保証の宣伝ものっている.
しかし,まあ,それも含めて,熱意もって,全国の建て主を支援しようとしている
一冊だと言えるだろう.



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