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227 自己組織化の経済学 経済秩序はいかに創発するか

2009-08-27 (thu)|カテゴリー:

自己組織化の経済学―経済秩序はいかに創発するか
ポール クルーグマン
東洋経済新報社
売り上げランキング: 211554
おすすめ度の平均: 4.0
4 複雑系の入門書

 

今やノーベル経済学賞学者のポール・クルーグマン

十年ほど前の本.

 

経済システムはまさにマルチエージェント系,多主体系で創発システムであり

都市構造は自己組織化によるものだ.

しかし,どうも良い案配に経済学者で複雑系や生命的なダイナミクスの

センスを取り込んだ本がみつからない.

また,一方で,複雑系,マルチエージェントシミュレーションなどやってるひとで

イイカンジの経済シミュレーションや都市シミュレーションなどやってるひとは

がいない.

 

本書は,そんななかでも見つけた なかなか良い本だった.

 

ただ,10年前の本なので,レベルの程は そこまで期待してはいけない.

若い学問としての複雑系にとって10年は大きいですから.

 

中で遣ってるシミュレーションはエッジ・シティーモデル,

中心地モデルと,あまりそんなに特別ではないのだが,

経済や都市における創発現象をどうとらえるか

といったあたりの言説が的を射ていて,切れ味も良い.

 

都市における創発,自己組織化を考える学生の導入には良い本なのかもしれない

クルーグマンは雑誌の記事を読むぐらいで,ちゃんと著作はよんだことなかった

雑誌のインタビューとかでも結構キレのいい,意見をだしてはったので興味をもっていたので,

また,別の本も読んでみようかと思う.

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