225 当確への布石
宝島社
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ちょっと期待外れ
選挙を舞台としたストーリー。実用書ばかりでもなんなので,ぶらっと大垣書店にいったときに
なんか面白い文庫本小説は無いかなー とおもって
ぶらぶらみていて 買いました.
衆議院選が近づいているだけに,シーズン的にもいいかなっとおもって
舞台は衆議院の補欠選挙.
セクハラ問題で辞任した前任者にたいして
テレビ出演を続けお茶の間に知名度のある,女性問題を専門とする若き女性大学助教授が立候補するという話.
しかし,そこに妨害工作が入り,戦慄する主人公達.
さらに,身内に・・・・・.
また,敵対陣営を抜けたはずの選挙プランナーが,毎度,演説会に現れプレッシャーを・・・
さらに.主人公の過去にも,傷があり・・・
という,珍しい選挙ミステリーもの.
主人公は二人で, 立候補する 女性助教授 と それを守る,故あって警察を辞めたボディーガード
二人の視点から物語は進んでいくが,
ボクとしておもしろかったのは,
解かれていった「謎」の構造だ.
いや,「逆に面白かった」 という感じかもしれないが,
最近よくあるテレビドラマなどのミステリーでは
「ええ!その人が!??」
「そことそこが,繋がるの!!!??」
という風なドッキリを仕込んで,ドラマチックにしあげていく
たとえばドラマ,アンフェアなんてそんなんばっかりで,
逆に「いちばんそれっぽくない人が犯人」という,推理ものとしていかがかとおもう
推理があたってしまったりする,事になってしまう.
あるいみ現実離れだ.
本書の中の謎はそんなことはなく,
ある意味で非常に現実的なところで,謎が解かれていく.
結局「推理しすぎた謎」は「単純な現実」に裏切られていったりする.
あたるものはあたり,はずれるものははずれる.
それでも,ストーリーが持つのは,「選挙」っていうもう一つのミステリーが同時に走り続けるからなんだろうな.
多分,一般の評価はそんなに高くなさそうな本に感じたが,ボクの評価はちょっと高めだ.
気分転換に読むミステリーには丁度良いかも.
09年衆議院選挙を迎えた今の時期的にもね.




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