212 ゲーム理論と蒟蒻問答
日本評論社
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ゲーム論が社会理論であるために、読まれるべき一冊
ゲーム理論の概要を知ってから
思っていたものとは違いました…
時間の無駄
怪しげですが怪しくありません多分,5年くらい前に読んだ本を再読.
面白かった記憶はあるが,やっぱり大分記憶とちがった.
ゲーム理論だの経済学だの本にしては珍しく,戯曲形式ですすんでいく.
蒟蒻問答っていうのは 禅問答の中で, 相手と話が通じ合っているように 周りからみれば見えるノだが,その実,まったく意味が通じ合っていないのに,お互いそれに気づいて居ない.みたいな状況.
ゲーム理論と蒟蒻問答 っていうタイトルだが,
多分,多くの読者はその真意は理解しにくいと思う.
設定は,ある大学院の研究室で教授と若手教員と学生が あーだ,こうだと ゲーム理論のトピックについて議論する.
そんな,古き良き(?)大学院の雰囲気を味わうというのが,一つか.
ゲーム理論の入門書ではないところはポイント.
むしろ,ゲーム理論について有る程度の知識がないと逆にこの本での議論がよく分からないかもしれない.
まぁ,戯曲形式なので面白くは読めるんだが・・・.
ポイントは,経済学・ゲーム理論研究の現在の閉塞感を指摘している.
また,ゲーム理論で基礎的な前提とされている仮定などを再度吟味したりしている.
ところで,何が蒟蒻かというと,
ゲーム理論で,ナッシュ均衡を求める際に,参加者に「共通知識」を求める事がある.
この「共通知識」ってところが 蒟蒻 な可能性があるのだとか.
ゲーム理論って深みどんだけあるんだろう?
あんまり深みの有る話を聞いたことが無くて・・・・
不勉強なだけなんだろうか?
————-
市場均衡理論には動学と静学という分け方がありますp125
# ほうほう,動学っていっても,どこまで動学なんやろ?そこまで動学なんてあんまりしらんなー.
消費者と生産者は,必ずしも各人の効用や利潤を最大にするような
行動をとるとは限りません.例えば,伝統や社会慣習などの縛りがあると,
自由な経済活動をすることができなかったりします.
ですから,伝統とか社会慣習とかのような個人の行動を縛るものが
ない状態にすることも必要です.p128
# 果たしてそうだんだろうか?外部経済なだけでは?伝統や社会慣習が
# あった上での効用という事にはならないのか?
市場均衡がパレート最適になるという結論を得るのには,
外部性がないという仮定が必要です.p130
# 外部性=モデル化誤差
「市場の失敗」は二つに分類する
・競争市場は財の取引の場としては機能するが,市場取引
の結果がパレート最適性を達成しない.
・そもそも財取引の場として成立しないp132
# 市場の失敗 って言葉が訳語としておかしいって指摘があったが,
# たしかにちょっと変だな.
ノイマン「ゲームの理論と経済行動〈1〉 (ちくま学芸文庫)」
松井彰彦「慣習と規範の経済学―ゲーム理論からのメッセージ」
# 読んでみようかなー.でも後者はアマゾン批評かなりわるい・・・
「蒟蒻問答」において本当のゲームに対応するのはなにか?
「蒟蒻問答」とゲーム論の式は少し違うのかな?
それは言語一般の問題じゃないか?
# 言語ゲームか!?



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