204 創造活動支援の理論と応用
この前の人工知能学会全国大会で東大の堀先生が
特別講演だったので,話を聞いたついでに買ったみた
人工知能技術,情報処理技術をつかって
如何に創造活動を支援するか
という話で,
それは,非常に新しい分野で,チャレンジングかつ重要な分野だと堀先生はいう.
人間の考えは新たな発想を生むときには概念の「液状化」と「結晶化」のフェーズがあり,それを支援するために,ある種のかんたんなテキスト処理技術をつかって過去のメモの蓄積から情報を引っ張り出してきて提示するシステムなどが紹介される.
しかし,そこには,そんなに技術的サムシングニューもどうも見えない.
し,また,提案されているシステムがそんなに良さそうにも見えなかったりする・・・
# 使ってみないでは,なんともいえないが.
さて,堀氏はシナジェティクスのハーケンの式をとりだしてきて,ある種の力学系として思考の過程を立式する.
しかし,これはアナロジーの域を出ず「理論」と言えるかははなはだ疑わしいし,そこから演繹されるものも今ひとつ,具体的な創造活動支援ともむすびついていないようにおもう.
いくつかのシステムが提案されるが,その「良さ」というのは殆ど評価されていない.
たしかに,創造活動そのものを定量化することも定性的にあつかうことも難しいし,講演でも「評価できないのは研究じゃないというのは狭量すぎる」とおっしゃっていたが,
正直,「なんでもあり」になってしまいかねないし,それを超えるインパクトを特に提案システムからは受けなかった気がするのだ.
うーん.難しいところですね.
要はバランスなんですよねぇ.
さて,
Creativityの支援もいいが,正直,現在の「情報」や「知能」の周りでは,それ以上に低次で支援できていないものがいっぱいあるのではないかとおもう?
情報の本命?の「情報共有」ですら,現在の情報技術がちゃんと支援できているようには思えないのだ・・・ # 実は「通信」もある意味あやしい.about 暗黙知
で,この本 薄くて 高い yo!



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