202 台湾に生きている「日本」 (祥伝社新書149)
祥伝社
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台湾と日本の大切な情報
日本より「戦前」が残る土地
台湾に行きたくなった
一冊
考えていたのと,内容はちょっと違ったけど,
おもしろかった.
台湾全土に渡って,日本の息吹が感じられる場所や建物,石碑などを紹介している.
現地をまわって,直接人々の言葉をひろっていく筆者の心が感じられる一冊.
台湾は今の日本に於いて,どのように捉えられているのか.
私を含め多くの日本人にとって台湾の存在は
世界地図の中でかすかなものかもしれない.
しかし,日本は日清戦争以降,大戦敗戦まで台湾を支配し,
学校を作り,大学をつくり,博物館をつくり,鉄道をひいた.
その中で日本人としてのidentityを台湾の人々に植えつけ
そして去っていった.
その記憶は単純に消えていくものでは無く,未だに,その痕跡は多く残るという.
老人は日本語を話せるし,紅白歌合戦などは好んでみられるという
街の老人が
「一度,NHKのど自慢が台湾にきてくれることはないんかねぇ?」
という.のが印象的だった.
日本は戦後,欧米ばかりをみて,戦時戦前から目を背けた.
戦争の罪の意識か,なんなのか.変に東アジアをアンタッチャブルなものとする
意識があるようにもおもう.
そのくせして,高度経済成長期にはビジネスマンが,東南アジアの風俗で好き勝手
やるという島国根性,お行儀のわるさもある日本人.
台湾は自転車生産もすごいし,マザーボード,NETBOOKでまた,世界を席巻しているよういおもう.(李登輝の力が大きかったのかもしれないが)
日本と歴史的にも文化的にも関わりが深い国であることは間違い無い.
また,日中関係が経済的にも激烈に深化するなかで,関係の調整が難しくなるのかもしれないが,
極個人的には人権問題をおおきく抱える中国と経済理由で頑張って仲良くする以上に,台湾との関係はフレンドリーでありたいものだという思いがする.
とはいえ,私,まだ台湾いったことがないので,
また,学会があったら 意識していってみようかとおもう.



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