197 禅と脳―「禅的生活」が脳と身体にいい理由
大和書房
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禅僧と脳科学者による新たな知の誕生
玄侑 宗久さんファンになった本。
脳と身体にいい本
禅的生活が体に良い理由
非科学的注釈は不要
同僚のcomputational ニューロサイエンティスト(?)というか神経スパイク予測の専門家 K先生と いつものように馬鹿話をしていて,
NIRSで何を測るか?
みたいなはなしから
「なかなか,ノイズのけてちゃんとした結果とれないですよねー」
「じゃ,逆に何も出ないのがすごいとか!」
「無ですよ,無!無を計測しましょう!」
「う~ん.禅ですか!?」
「禅!」
とか,話てて,ネットで調べてみたら
やっぱり,禅やヨガで脳活動計測している人とかいるんですねー.
半分ネタで,興味がわいてこんな本を読んでみた.
ら,
意外に(失礼)面白かった!!!
これも一種の領域横断のコラボレーション,コミュニケーションといえるのだろうが,
よくあるのは,言葉の意味がくいちがい平行線,みたいなの.
それでもお互い偉いから,相手を否定しきらないように,さぐりつつ,非建設的な話でお茶が濁される.
(まぁ,専門家委員会とか,審議会とかもそうなりがち???)
ストレスを緩和し,脳全体の状況をととのえるセロトニン神経を専門にする東邦大医学部教授の有田先生と,
小説家で臨済宗僧侶である,玄侑和尚の対談形式で進む.
有田先生には禅とセロトニンの関係にかなりつよい予想と仮説があり,しかし,それを意識的にコントロール出来ているという禅宗の和尚に対するリスペクトがある.
玄侑和尚自体も みずからの経験ベースの話を左脳・右脳だとか,前頭葉とか,科学的知識を恐れることなく柔らかに用い説明しようとする.
それに対し,有田先生が
「いや,言語=左脳,運動=右脳というより,大脳と脳幹の上下で捉えた方がいい.」
というサジェストには素直に「そうですか」と,取り込んでいく.
その一方で科学者相手に 「[気]が重要だと思う」 と科学とは相容れなさそうな未知のものを恐れず語る事も忘れない.
脳科学のスキームで脳機能の解明を進めるの事にある種の限界が感じられる中,
また,薬物による治療が脳のような複雑なシステムにどれほど効くのか分からない中
脳のシステムに対して意識・心の作用で働きかけ,自らの精神・肉体を健康に保てるのなら,それを非科学といって退けるのは,必ずしも正義ではない.
精神病にもしばしば有効なのはナラティブ(語り)だといわれている.
むしろ,物質還元に走るのではなく,物質での説明を用いながら科学が,そのような東洋的,システム論的な療法の解釈・サポートに回るような柔軟さが必要なのかもしれないと,思いを新たにしたのでした.
同時に禅や瞑想 などと,リズム運動や言語機能との関わりなどについても,いろいろ議論されていて面白かった.
筑摩書房
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禅を探究する人には不向き
この御時世だからこそ
初学者ならすっと読める。でもすっと読めただけではダメ。
般若心経の方が分かりやすかったかも
言葉は常に過剰に為る。日本放送出版協会
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おすすめです。
結局、著者がセロトニン欠乏じゃないの?
うつ病からの回復に成功
世の中全てセロトニン
脳生理学者の末席の方にひとこと↑の二冊が本書の対談のきっかけになったそうな.





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