0159 平等ゲーム
幻冬舎
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面白い
社会や平等について考えさせられるディープな一冊
考えさせられる事が多かった1冊です
だいぶ前に,読売新聞に広告が載ってて面白そうだから買ってみた.
アマゾンの書評は5つ星でしたが,反して私の評価は極低いです.
浅い っす.
小説なんですが,
主人公は平等が約束された「鷹の島」という瀬戸内海の島の住人.
鷹の島では,皆が平等を約束され,仕事はくじ引きで配分される.
主人公は1600人が定員のこの島に欠員が出ると,本土の希望者を回り勧誘するという勧誘係をやっているのだが,
この島の生まれ育ちで純粋で,妬みや欲を知らない.
まぁ,この時点でつっこみたくなるのだが・・・・.第一,
社会制度が平等になるように作られてるからって妬みや嫉妬を覚えないというのは浅すぎる・・.
鷹の島では学校でも順位をつけない,運動会は手を繋いでゴールだそうで,・・・
この辺りは実際に日本で起きている小学校教育の実情を軽く叩いていて面白いのだが・・.
それが,本土での出会いの中で,徐々に達成感や嫉妬を覚えていくことで,そういう人間くささを含めた部分に目覚めていくのだが・・.
一方で鷹の島が本当に理想的な場所だったかというと,そうでもなかった(そらそうだ)と,
腐敗などがあったことが終盤明らかになっていき・・・.
というストーリーなのですが,
なんつーか,折角,仮想的な平等の島を創るのなら,もうちょっと穴の無いように骨太の制度設計をして欲しかったもんだとおもう.
こんな制度じゃ,そーなるの「アタリマエダヨーーー!!」ってことで「理想的だ」とは読者としてもとても思えないっす.
まぁ,社会問題・経済問題を小説化するときは,やっぱり作者に骨太さが求められますね~.「ビット・トレーダー」とかも浅かったけど.
「ハゲタカ」は面白かったなぁ~.あのくらいのんまた読みたいなぁ・・・.
(ハマりすぎて実生活に支障を来すのですが・・・)



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