0064 境界知のダイナミズム
2007-05-14 (mon)|カテゴリー:|
瀬名 秀明 梅田 聡 橋本 敬
岩波書店 (2006/12)
売り上げランキング: 166359
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こりまた,S氏から渡されてざーっと読みました.
瀬名さんとJAIST橋本さんの著作ということで,気になっていたので読んでみたわけです.
もともと,境界領域の研究者の方なので,学際研究についての理論展開の書かな?と,思ったら,
人が感じる違和感とか<異和感>について,様々な例を挙げながらかかれていました.
学際研究や異文化コミュニケーションだけじゃなく,日常生活の中で感じる違和感とはどういうものなのか?
と言うところに主に焦点が有った気がします.
結構面白かったけど,散文詩のように書かれた「へー」と面白い感じに読める本で,
新たな知の躍動みたいなものを感じさせてくれるタイプの書ではなかったかんじがします.
でも,瀬名さんが質的研究とか,系の内部に主体が入ったり,外部から記述したりすることの相互作用に着目しているのはおどろいた.
大学組織の労働者ってかんじじゃなく,横断的学際的な人々との相互作用をもつ中で,
やはり統合的な知を得る立場におられる故の洞察みたいなものが生まれているのかもしれないなあ.



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