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0115 企業文化 生き残りの指針

2008-04-24 (thu)|カテゴリー:

企業文化―生き残りの指針
エド・H. シャイン
白桃書房
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企業文化の第一人者シャインさんの本です。

”人を含んだシステム”屋としても、組織における無形的な企業文化のような要素還元できない実体には非常に興味がある。

また、実際個人的にも最近、属する組織を変えて、何ともいえず、感じられるこの文化の違いはなんなんだろうと、思うことしきり。

シャインのおもしろいのは文化を三階層でとらえ、一番深部を「共有された暗黙の仮定」としてとらえるところ。

これは、記号論でいえば「ハビット(習慣)」が解釈項を形成するという事に非常に深い関わりがあると僕は思っている。

また、人間に起こる記号過程において、
人間は論理的帰結により情報を導こうとする視点からすれば圧倒的に疎な情報に対し意味を構成する訳だが、
そこに対してはある種のバイアスを持つことで解釈の自由度を押さえ込む必要がある。それが組織内部で一定の制約の方向付けを共有することで、
組織内部での複雑性は縮減され、予測性は高まるのである。

コミュニケーションは文化に基づいて、文化という制約を形成することで初めて可能になる。

その形成には各構成員の認知的なコストがかかっているわけで、それを変革するのはポッと出の主張や計画ではどうにもならず、
チェンジリーダーの必死の命がけの行動が必要なのである。

 

組織文化の形成と記号創発に深い関係があるのは間違いないと睨んでいる。

計算論的な立場からこのあたりまでボトムアップに攻めていければ私の中の記号創発の議論もそれなりにいい形に納まっていく気もするのだが・・
・・。

実際、社会の中で人間とコミュニケーションを行うロボットにはそのレベルまで求められると、思うんだけどなー。
それなしに社会進出はキビシー。・・・・・たぶん。

 

まぁ、とりあえずは今年度は昨年度に引き続き組織内の役割分化に手をつけ続ける事にしよう。

 

ちなみに、このブログは本に書いてあったことというよりかは、僕の勝手な感想です。

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