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0040 プロフェッショナル・アントレプレナー

2007-01-10 (wed)|カテゴリー:

プロフェッショナル・アントレプレナー 成長するビジネスチャンスの探求と事業の創造
スコット・A・シェーン スカイライト コンサルティング

英治出版

売り上げランキング: 59571


ようやくまた一冊よんだ.

12月半ばからよんでたヴァレラの身体化された心―仏教思想からのエナクティブ・アプローチ身体化された心」がかなりの強敵で,
なかなか読み切れずに年末に風邪もひいちゃって
ペースが乱れっぱなしだったんですが?.

乱読がとまってしまうと,驀進度が落ちてしまうのでイヤです.

 

2007年の年始に立てた一年の計(中身はヒミツ☆)を果たす為にも,乱読と驀進が必要なわけで.

ひとまず「身体化された心」は置いておいて,某yas氏から借りた上記の本を読みました.

 

よくある起業本とは一線を画し,「起業する」ためではなく「成功する起業をする」為の本.

今まで,知財の事を調べたり,診断士の勉強をしたり,起業の思考実験をして,培ってきた自分の考えとかなり重なる事が書いてあり,
「やっぱりそうか!」と思わせる点が8割.

そして,あと2割で新たな視点を頂きました.

 

例えば,大学発ベンチャーというと,すぐ短絡的に「特許」と考える人が多いのですが,果たしてそんな戦略で生きていけるのかと!?

 

なんというかメディアや行政主導のきれい事では無くて,リアルな世の中のダイナミクスとしての社会学的,
経済学的事実に基づいて起業するなら,そんな,最先端技術=絶対神みたいなやり方じゃ潰れるだけです.

特許の取得なんてのが取得コスト,維持コスト,訴訟コスト,回避されるリスク(最近は無効審判リスクも)などを考えると,
戦略のオプションの一つでしかない事は前も書いていたと思うけど,「知財戦略」的な本には,カナリ取ること前提で書いてあることが殆ど.

この本はその当たりもカナリ現実的な視点で書いてありました.

好感,持てたわー

経営戦略も組織論も,起業の規模のような内部環境や業種などの外部環境によって適した形は自ずと変る.
世の中の経営戦略本的な本は殆どが大企業的な巨視的な視点で書かれている.

 

最近,朝日新聞の連載の「ロストジェネレーション」という連載にカナリ惹きつけられているのですが,

2007年は若年層の労働問題をどうにかせなあかん時代でしょう.

そのときに「雇用」だけを問題にするんじゃなくて「創業・独立」もセットで捉えていけると良いと思う.

企業が弱体化してたら雇用も生み出せないし,良い雇用を生み出すには古い産業構造のご長寿企業だけに任せててもイカンと思ふ.
最近の偽装請負のような格差構造を主導して生み出しているのもご長寿企業ですしね.

ちょっと話は変るけど

日本という国のお国柄なのかもしれないけど,常に,「創り手」
「受け手」の間に激しい断絶
がある.

大学時代から感じていた事では,例えば音楽

世の中には山ほど音楽を聴いて楽しむ人は居るのに,演奏して楽しむ人はホントに少ない.

みんな,「凄く上手くないと」演奏して楽しんだらアカンかのように感じている.

作曲して楽しむ人になると,さらに少ない.個人的には作曲ほど楽しいことは無いと思うのですが?.

ちなみに私は音楽教育をうけてませんが?.作詞作曲編曲(編曲はアカペラ限定)すべて独学です.

そういう意味では日本は音楽がまだまだ大衆化してないんですよ,多分.

 

上の話では創業

これに関しては僕自身なんとも言えないんですが,

世の中,京大のようなトップ大学ですら雇用は生み出すものではなくて,存在するもの→就職するものっていう先入観に満ちあふれてる.

技術革新が繰り返される度に産業構造は変るし,組織にだって組織のライフサイクルがある.
人が生まれて死んでいくのと同じように組織の新陳代謝が為されないとあかんのやとおもうけど,そういうのがあまりない国だなとおもう.

ちなみに東洋経済の迎春合併号の記事によると,やはり,日本の起業家精神は世界57位と低迷.

教育を含めて,これをどうにかしないと日本は世界の中で上位集団に残れなさそ.

というか格差は広がる一方やとおもう.

あと,政治(民主主義?)かな

これは,日本はどうも「お上がやるもの」という意識が強いように感じますね.

みんな,いろいろと議論はするけど,大体「庶民の愚痴」的な要素が強く,政策論議になってない.

多くの場合「最近の政治家は哲学がない」とか「若者は苦労を知らん」とか,抽象的な問題意識に持っていって終了してしまう.

まあ,かくいう私も勉強不足で反省しきりなんですが・・・.

明治時代とかってもっと熱かったんですかねー?

最近,マジで明治維新ってスゲーなーと思う.司馬遼太郎でも読んでみようかしら.

ちなみに,日本の民主度は20位と先進国では下位です.

スウェーデン1位,オーストラリア8位,ドイツ13位,アメリカ17位など

小学校の教科書で日本は民主主義国家だって教えられたけど,「民主主義」ってのも程度問題なんだろうなあと思う,今日この頃.
いわんや「資本主義」をや.

株主が投資によって利益を得ることに批判が集まる資本主義国家ってなんやねんと,
思ったりする昨今ですが,株主資本主義が即悪のように言われてしまうご時世ですので, 余り言い過ぎないようにしましょう.
いろいろ言いたいことは御座いますが・・・・.

 

ああ,思いの他,いっぱい書いてしまった・・・・.

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