0047 テクノロジストの条件
ダイヤモンド社 (2005/07/29)
売り上げランキング: 56741
いやあ,ばりばりドラッカーさんですね.![]()
ようやく読みました.
結構じかんかかりましたが・・・・.![]()
技術の歴史についてのドラッカーならではの洞察がある.
この人は科学的課業管理のテイラーをダーウィンとフロイトと並べて賞するというところまでする.
テイラー > マルクス だ,そうだ.![]()
ここまで到達してるんが凄いですな.
この人は本当に,自分の歴史観を確立しているひとだなあと思うし,
技術主導的な社会システムの変化を描かせたらイケテルし,そのとおりだと思う.
「IT革命は産業革命の延長に過ぎない」と断じるあたりが痺れる.
「今の時代の変化の速度は産業革命の時の変化に比べて決して速くは無い.」
社会システムの変化から言えば,特に日本の場合,明治維新の時の変化に比べたらITの普及による,
現代の仕組みの変化なんて牛歩ですよ牛歩
.
ドラッカーのメガネで世界を見ると,確かに,違う歴史の姿が立ち上がってくるし,そっちのほうが,理解がスッキリする面がある.
さて,
21世紀は知識社会であり,生産のための資本は工場にある生産設備ではなく人的資本に変わってくるし変わっている.
その意味では,株式会社の一円企業も無意味な政策ではないかもしれない.(極端だが.)
実質的には,100万円くらいは要ると思うよ.
株価のPBRが低いのがいわゆる機械系の製造業で,結局IT企業の株価はPBRでは測れないし,
知識や技術,(知財も含む)が売りの企業って財務諸表(特にB/S)じゃなんとも分からないんですよね.
まあ,なんのかんの書きますが,本書は自己啓発書,マネジメントの書としてはプロフェッショナルの条件 に比べると劣りますな~.
むしろ,技術史(特に「知識の適用」についての技術史)の本として,読みたい一冊ですね.個人的には
しかし,イノベーションのマネジメントについては,この人の言を聞いてもやっぱり,行なうは難しって感じですね.
ま,そんなところで.
今日は寝ます.![]()




![ビブリオバトル[知的書評合戦]](img/bn_biblio.jpg)
