0170 いい家は無垢の木と漆喰で建てる
ダイヤモンド社
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無垢材の家へのきっかけ
無垢材と漆喰のメリットは判りました。
この著者の会社で家を実際に建てましたが、、、、
視野が狭い
素人受けのよさそうな本
あら,アマゾンでの評価が低い・・・・・
日経新聞とかで新聞の下の段の広告によくよく出ているベストセラー.
ハウスメーカーの作る家が,ベニヤやパーティクルボードと呼ばれる接着剤漬けの家であることを指摘しつつ,
日本の旧来の無垢の木と漆喰で作る家が如何に理にかなっているか,そして体にもいいかを説く.
自然環境保護とか,そういう回りくどい視点ではなく,”家の良さ”という正面勝負で無垢の木と漆喰で建てる家の重要さを語る点に正直さを感じる.
私は現在,鉄筋コンクリートの都心マンションにすんでいるが,大学院でひとり暮らしを始めるまで木造一戸建ての実家にすんでいた.その時分,ほとんど”結露”という概念をしらなかった.
一人暮らしをして,二度目の冬,押し入れが水浸しになっていることに気づき,愕然とする.
そのときはなんだか自分が「世間知らず」のような気がしていたが,それこそ木造と鉄筋コンクリートの差だったんですね.という「なんとなく知ってた」事を再認識.
無垢の木というのは「断熱」性能「吸湿」性能に優れているのです.
ちなみに.耐久性能も鉄筋の方がいいとは言えない.鉄はむき出しでは確実にさびるし,アルカリ性のセメントで周りを守ってやらないと,いかん.
そういうことを現在すんでいるマンションの大規模改修でやっています.ちょっと,購入段階で施工に問題があったりして・・・.
しかし,そのセメントもアルカリ性を回復する性能はあるわけではなく,3cmの被り厚さで60年程度という.
法隆寺の記録を持つ木造建築を超える耐久年度を鉄筋は持ちうるのだろうか?
この本を読んでて面白いのは,筆者の”無垢の木への愛”が移ってきて,なんか自分も材木に興味がわいてくる.
専門的に読めばどうなのか知らないけど,筆者の喜々として語る様をみて,「へー,そんな世界が~」と思う,そんな本です.
ちなみに,その他,いいところは筆者は別に古来の木造建築原理主義者ではないところ.
たとえば,「ステンレスはすばらしい!」と,ポイントポイントにステンレスを使うことを推奨し,
また,木造建築では床に「借金してでも床暖房を!」と推奨する.
理論の人ではなく,実践の人らしいところですね.
食の安全が問われる昨今ですが,
人間は食のみが不可欠なわけではなく,衣食住足りて生きてゆくわけでございます.
接着剤から漏れ出す化学物質によるアレルギーや冬に窓が滝のようになる結露から木の床が朽ちていく様子.
機密性の高さから来る不衛生.
耐震性よりも身近な”住”についての健康と安全を考えるきっかけになる本でしょう.
ちなみに,別に本書,文章的には名作でもなんでもなく,コラム形式です.



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まぎぃ 2009-01-27 (tue)
無垢の木...
さいこーにいいんだけど高いんだよね.無垢.
旭川産ブナの耳つき無垢材でワークデスクつくろうと思ったら,天板だけで40万とか.ビックリだ.
ブナもナラも外材が増えたし,昔は掃いて捨てるほどあった米松もいまや高級家具材になってしまった.本物のマホガニーはワシントン条約で伐採禁止になっちゃったので家具材にはもはや使えないしね.集成材なら銘木でもなんとかなるけど,いわゆる“接着剤漬け”だ.
もし古い家が残っているなら柱は捨てずに取っておくのが良いそうですよ.
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