0095 逆システム学
岩波書店 (2004/01)
売り上げランキング: 11428
重要なのは分かるが・・
チャレンジングな一冊
知の方向性を見る
間違いなく野心的な書であることは言えるでしょう.
東大文化?![]()
そこまで重くない気持ちで読み始めましたが,かなりのタフさでした.
日本にとどまらないマクロ経済の話を歴史的なレベルで政策の話などをしつつ,5ページくらいに一度,
生命科学のトピックと切り替わるという,
経済学と生命科学が行ったり来たりのコンフュージョン.
これを,総合的に読みこなせる読者は殆ど居ないでしょう.(部分的にはクリアですが)
僕は,経済学に詳しい生命科学の学生も,生命科学に詳しい経済学の学生も殆ど知りません.(海外ではダブルメジャーがあるんで,
そこそこ居るでしょうが)
僕は,両方軽くかじったくらいなので,逆に両方同じくらいですが~
.
経済学と生命科学が5ページに一度切り替わる進行パターンで,
徐々に何言ってるのかわからなくなっていくという,恐ろしい本です.
まあ,
システム論LOVERとしてはこの二つの領域に積極的にアナロジーを成立させてシステムを読み解こうとする立場には感銘を受けます.
![]()
ゲノムの調整機能と経済のセーフティーネットにアナロジーを結びつけていくのは,議論としては乱暴ですが,
なにかひらめきがあったんだろうなあとは伝わってきました.
オリジナルなキーワードとしては逆システム学以外に,<多重フィードバック>と<制度の束>という言葉が出てきましたが,
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たくさんのフィードバック
いろんな制度
以上の意味がよみとれませんでした.・・・・僕の理解不足でしょうが
.
逆システム学自体も,はっきりいってよく分かりません.
ホントだれか教えてください.
まあ,久しぶりに骨が在りそうで,わからん本だったので,ディスカッションの題材にはナカナカいいかもしれませんね.
positive!!
本の内容としては批判や批評的な部分が多く,
「結局,あなたの言う[逆システム学]でどんな研究が成立するの?」
が,不在な感じがしました.
次は是非,数式や体系化を込みにした横書きの本でお目にかかりたいですね.


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