0181 脳にいいことだけをやりなさい!
三笠書房
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ポジティブシンキング
心にスッと入ってきます。
脳というより、心にいいことだと感じました
ポジティブ心理学をベースにした秀逸な本
ありがちな内容です。
一年前くらいはビジネス書をやたら読んでた時期があるのに,
最近は自己啓発系もめっきり読んでないな-.
まぁ,フランクリン・コヴィー系が一つの完成型だとおもうので,特に必要もないのだが~.
(最近,友人の数名は仏教系・宗教系の思想に走り出しており,そっちも究極的には勉強しないとなーとは思っているが.いや,信仰じゃ無くて勉強ですからね.)
さて,本屋をぶらぶらしてると 2008年のベストセラー:第一位という本を見つけた.
いや,知ってたけど,茂木さんだから・・・・手にとってませんでした・・・・・.
邦題:「脳にいいこと」だけをやりなさい!
売れっ子 茂木健一郎渾身の邦訳である.
原題: Happy for No Reason!
・・・・・ぜんぜん違うやん!!!!
タイトルからして完全に意訳から入る茂木健一郎流である.
途中でしばしば多少怪しい自己啓発系脳科学のお話がはいってくるので,脳科学とからめるんだろうが,中に書いてあることは,ポジティブの重要性が基礎.
内容的に悪くはなかったが,とくに自己啓発系の超名作とは言えないとおもった.
比較的,ある内容だ.
茂木さんの琴線にどのあたりで触れたのかは分からないが,
しかしまあ,ポジティブ中心で生きるか,ネガティブ中心で生きるかは,やはり行動の取り方・体調にも影響を及ぼすと思う.
ここからは,私の理屈.
茂木さんも好きだろうから強化学習べースで話すとA,Bの行動をとったときに,Aが成功を収めて,Bが失敗に終わった. そうしたら,次からはBをとらず,Aをとるようにしなければならない.
このときに評価・報酬の与え方に二種類ある.(もちろん両用も可)
一つはAをとったことを褒める・報酬を与える,喜ぶこと.
もう一つはBをとったことを叱る,罰する,悲しむこと
である.自分に厳しい人および昔気質な日本人は,後者を取りがちだが,行動選択について言えば,この二つは数理的に同値だ.
だから,制限された選択肢の中での行動選択の形成なら,どちらで報酬系を組んでも学習自体の結果はかわらない.つまり,閉鎖系ならば別にネガティブな罰則を与えなくても,いいコトしたら褒めて,悪いことをしたら叱るだけで,十分に行動形成は可能なのだ.
しかし,強化学習には上位のパラメータとして探索の傾向のようなものがある.
簡単に言えば,どれだけ未知の選択肢にチャレンジするか,という確率だ(リスクテイク?).
どうも,人間行動を観察していると,上二つのどちらストラテジーをとるかで,結果が全く変わってくるように思う.
あたりまえだが,前者を中心に組み立てると自己肯定感も増し,より探索を増す方向になるだろう.
神経修飾物質としてはノルアドレナリンがこのようなものにかかわるとも言われる.
とまぁ,強化学習主体で考えるとそういう解釈もあるのですが,
馬鹿な楽観論という意味ではなく,ポジティブに生きる事は,心身ともに健康を生み出すのである.
馬鹿な楽観論と,行動選択傾向(オペラント)の形成に正の報酬中心に評価を組む話は別問題だ.そこんところは数理的なレベルでも理解しておくべきだろう.
あと,ひきよせの法則 ってのもありますね.これもまた結構おもしろい.
人間てのは,やっぱり,物質的環境ではなく,解釈(記号過程)によって生成されるセミオティックな情報環境のなかで生きているのだな,と再認識したりする.



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