0087 知識資本主義―ビジネス、就労、学習の意味が根本から変わる
日本経済新聞社 (2001/04)
売り上げランキング: 139307
きたるべき新時代を知り、心構えをするにはいいけど、かなり細かい
変化の方向性がよめる
現代は,「知識社会」である.
と,ドラッカーも言います.
ドラッカー以外が,どんなことを言っているのか知りたくて,
「ナレッジサイエンス」からリファレンスが出ていたこれを読んでみました.
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確かに,IT革命と共に産業の構造は変わり,
労働や教育の意味も徐々に変ってきているようです.
2001年に出版された,本書が説くのは
産業構造や企業の取引関係の変化から
企業は非中核資源の外部化を行う.
そして「知識」が企業の最大の資源となる.
その結果,自営業や請負下請けをする個人事業主が増えることや
日雇い的な臨時労働者が増えるコトなど.
すでに,現在そうなっていることなので,今の視点から言えば
あまり,新規性は感じませんが~,![]()
これを2000年頃に言っていたのは多少先取りなのでしょう.
現代,グッドウィルなど派遣業が急進しているコトの理由が
非正規雇用があらゆる先進国で増えている理由などが
ちょっとはわかります.
僕的には,納得の行く話が多くはあったが,ただ,それをひたすら繰り返す感じが,ちょっとカッタルかった.![]()
批判点としては,「知識が重要だ」という割には,「知識とはなにか?」となると,暗黙知と形式知に分けて議論する程度.
結局企業が何をどうマネジメントすべきなのかは,知財なのか,組織文化なのか,なんなのか・・・どうなのか・・・
そのへんはやはりアンクリアでした.![]()
資本を持っている者が強い時代ではなくて,知識を持っている者が強い時代.
そう考えると,「格差の固定化」
というのは寧ろ無理がある気がしますね.
資本の元手がなくても,自らの内部に教育・勉強を通して培った知的資本や,人的ネットワークで,一発逆転できる時代.
だから会社法も株式会社設立の柔軟化を行ったわけで~.
まあ,そんなで~.
最近,また,激しくレビューラッシュでしたが,
この本で,ちょっと一息つきそうな様子.![]()



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