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0087 知識資本主義―ビジネス、就労、学習の意味が根本から変わる

2007-07-11 (wed)|カテゴリー:

知識資本主義―ビジネス、就労、学習の意味が根本から変わる
アラン バートン=ジョーンズ Alan Burton‐Jones 野中 郁次郎 有賀 裕子

日本経済新聞社 (2001/04)

売り上げランキング: 139307

おすすめ度の平均: 3.5
3 きたるべき新時代を知り、心構えをするにはいいけど、かなり細かい

4 変化の方向性がよめる

 

 

 

 

 

 

 

現代は,「知識社会」である.

と,ドラッカーも言います.

 

ドラッカー以外が,どんなことを言っているのか知りたくて,

「ナレッジサイエンス」からリファレンスが出ていたこれを読んでみました.

確かに,IT革命と共に産業の構造は変わり,

労働や教育の意味も徐々に変ってきているようです.

2001年に出版された,本書が説くのは

産業構造や企業の取引関係の変化から

企業は非中核資源の外部化を行う.

そして「知識」が企業の最大の資源となる.

 

その結果,自営業や請負下請けをする個人事業主が増えることや

日雇い的な臨時労働者が増えるコトなど.

すでに,現在そうなっていることなので,今の視点から言えば

あまり,新規性は感じませんが~,

これを2000年頃に言っていたのは多少先取りなのでしょう.

 

現代,グッドウィルなど派遣業が急進しているコトの理由が

非正規雇用があらゆる先進国で増えている理由などが

ちょっとはわかります.

 

僕的には,納得の行く話が多くはあったが,ただ,それをひたすら繰り返す感じが,ちょっとカッタルかった.

 

批判点としては,「知識が重要だ」という割には,「知識とはなにか?」となると,暗黙知と形式知に分けて議論する程度.

結局企業が何をどうマネジメントすべきなのかは,知財なのか,組織文化なのか,なんなのか・・・どうなのか・・・
そのへんはやはりアンクリアでした.

 

資本を持っている者が強い時代ではなくて,知識を持っている者が強い時代.

そう考えると,「格差の固定化」
というのは寧ろ無理がある気がしますね.

資本の元手がなくても,自らの内部に教育・勉強を通して培った知的資本や,人的ネットワークで,一発逆転できる時代.

だから会社法も株式会社設立の柔軟化を行ったわけで~.

 

まあ,そんなで~.

最近,また,激しくレビューラッシュでしたが,

この本で,ちょっと一息つきそうな様子.

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