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0104 恣意性の神話―記号論を新たに構想する

2007-09-28 (fri)|カテゴリー:

恣意性の神話―記号論を新たに構想する
菅野 盾樹

勁草書房 (1999/05)

売り上げランキング: 412661

 

 

 

 

阪大の教授で記号論研究されているという菅野先生の御本.

記号論を新たに構想するといわれたんで,読んでみた.

 

うーん.

 

難しい言葉の迷宮へと引きずりこまれて,何がしたいのかわからない.

 

そんでもって,何ができるのかわからない.

 

ソシュールの記号論やパースの記号論を下地にしつつ,

それはもう古いとして,そこでの常識を覆すような話をしてはる面はあるんだが,

その前提となっているソシュールやパースの記号論を現代において,無批判に受入れることがどうかしてるので,
その議論立てには微妙さを感じる.

もちろん,わたしゃこの本の言っていることを殆ど理解できてないとは思うんだけど.

 

「恣意性の神話」

っていうのは,リンゴを「リンゴ」とよぼうが「アップル」とよぼうが構わないという記号の恣意性が,「本当はそんな自由でもないのよ」
ってこと(それだけじゃないけど,それが中心)を言ってる(それだけじゃ無いみたいだけど).

けど,これって,決して新しい話でもないよね.確か.

 

それを中心にして,新たな記号論を構想されているようだが,「新たな」
というよりかは従前のものをちょっと進めたってかんじに受け取られました.

しかし,部分部分は結構いいこともいったはるので,その点は「フムフム・・・」でしたが,大半の必要以上の小難しさに吹き飛ばされました.だれか,
真価の分る人解説してください.

 

すぐに役に立たないし,よく分らない学問は,せめて長期的な目標とそれに向かう足取りくらいはわかりやすくして欲しいものである.

自戒も込めつつ・・・.

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