0147 官僚国家の崩壊
講談社
売り上げランキング: 1991
本の内容はまっとうなもので納得もしました。しかし・・・
ステルス複合体とはよくぞ言ってくれた!
マスコミの大罪
官僚政治は本当に悪なのか?
わが自民党がつくりだした官僚国家の崩壊
政局が動くと,最近当事者の本を読みたくなってくる.
「上げ潮派」のドンと化してきている清和会・中川秀直である.
なかなか,メディアから漏らされる「短いインタヴュー」では何が何なのか判らないし,人物としての深みや思想が判らない.
長く話してもらうのが一番なのである.著作を通せばよく分かる.
だから最近は,思い切って本を買っちゃう事にしている.それで,おもんなかったら支持しないし,面白かったら支持する.
面白いってのはもちろんinterestingの方ね.言っていることに説得力があるとか,基本的な政策観やビジョンが近いなど・・・・.
小池百合子も読みたかったんだが,政策についての本が見あたらなかった
女子の本懐―市ヶ谷の55日 くらいかなあ?
(麻生さんのは既に読んでいるので→自由と繁栄の弧の記事)
実は「上げ潮」って具体的になんじゃい?という事で,テレビのニュースで
「上げ潮派の中川さんは近著を書かれて精力的に活動してられる」
と,おっしゃっていたので,てっきり経済政策の事も書いてあるとおもって買ったら,公務員(官僚)制度改革の事でした.
現代の政治は,選挙で責任をとらないし,無謬主義で守られているし,
東大法学部のネットワークで凝り固まっている官僚組織がすごい力を持っていて,
その省益を守るために多大なお金が無駄になっているということ.
それは,55年体制以降の自民党と省庁のもたれ合いの関係にあるという事もしっかり書いてある.
官僚体制の打破の重要性はよく分かる.
日本の組織体質の駄目な点は対局の戦略よりも,「身内の関係・利益」を優先してしまう意識だという.例えば「失敗の本質」
などを引用して書く.戦時の軍部の暴走と,現在の官僚の暴走を重ねて描いている点は面白かった.
しかし,具体的データで埋めず,ザクッとした話しか書いていないのがいかにも文系出身自民党議員的である.
また,身内の縁に引っ張られては駄目だといいながら,やたら安倍父への恩を息子に返すことが出来た.とか,
政治家的な義理人情話が盛り上がってくる.
うーん,なんかちょっと残念.
小沢さんと変わらず,まぁ,「政治家」の範囲だなー.という著作でした.
過去にも小沢さんの「小沢主義」
なども読みましたが,
正直,一番ビジョンをかいま見たのは麻生さんかな~.
安倍さんの「美しい国」などはあまりに評判が悪いので読んでませんが・・・.
ま,とりあえずそういうこと.
総裁選,京都にも演説くるのかなー?くるんだったら,聞きに行ってみたいなー.



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