0163 バイアウト
文藝春秋
売り上げランキング: 144605
物語としては・・・
薄っぺらい
大衆小説としては面白いと思います
作者は手を抜いているのでしょうか?
湘南ダディは読みました。
アマゾンの書評が辛辣.
同じ題名でも,ハゲタカ2(原題はバイアウト)とは重みが違うなあ.
何というか,企業買収をテーマにはしてるが,経済小説というよりかは,サスペンスかな.
元々,作者が業界の人だったからか,業界用語は連発されて,そこそこそれっぽいんだが,なんか,それがちょっと逆に空虚かもしれない.
経済小説としての厚みは感じなかったなあ.
この作者の別の作品として「日本国債」も昔読んだけど,なんか,それも厚みは無かった気がする.
まぁ,ストーリーとしては面白くなくは無いので,暇つぶしにはどうぞ.
エンターテインメント用の映画の原作程度にはいいかもしれない.
企業買収トピックで盛り上がってた,バブリーな時代が逆に懐かしくなるです.
投資銀行のビジネスモデルは傷んでも,M&A自体が今後無くなる訳ではないと聞くのですが,LBO(レバレッジド・
バイアウト)のような手法は今後はやりにくいだろうし,また一時前のファンド主導な形からは変わっていくのでしょう.
ちなみに,さらに円高進むと,日本企業の海外企業買収が増えるでしょうね.
しかし,その日本企業もトヨタはじめ輸出企業はダメージでかいだろうし,
日本の輸出といえば自動車産業みたいな構図にしがみつくのも良くなく,どちらにせよ変化の時代なのでしょう.



![ビブリオバトル[知的書評合戦]](img/bn_biblio.jpg)
